卒検は緊張もあって普段ミスしないような箇所でも失敗してしまって落ちるということもあります。
人によっては複数回落ちるということもあるので、バイクに向いていないのかもと思ってしまうこともあるわけですが、卒検で落ちるのはどのような意味がライダーにはあるのでしょうか?
バイクの卒検で落ちやすい箇所とは?
卒検で落ちるというときに原因となる箇所はかなり共通するようです。
- 一本橋からの落下
- 確認不足など減点が重なる
- クランク
- スラローム
特に一般橋では長く乗ろうとして落下してしまうとかなり不合格の確率は高くなります。
バイクの卒検で何度も落ちてモチベーションがなくなる?
卒検も落ちるたびに費用がかかりますし、1回落ちれば1万ほどかかってしまうことも多いのではないでしょうか?
まず安心してほしいのですが、卒検は落とす試験ではありません。
落ち着いてこのページに解説していることを行えれば合格するはずの試験です。
モチベーションが落ちているときには卒検の合格前にバイクを買ってしまうという方法もあります。
何人かこの方法で何としても卒検に合格しなくてはという気持ちになって合格する人も知っています。
バイクの卒検の受験時間を思い出して緊張を解こう
卒検というととにかく緊張してしまうこともありますし、落ちたときの再受験までの費用を考えればプレッシャーを感じるのもよくわかります。
前日から緊張してしまうという人もいるくらいですので、卒検の直前にでも思い出してほしいことがあります。
それは卒検の受験時間です。
状況で多少変わりはしますがたいてい10分ほどで終わるはずです。
たかが10分だけ集中して合格できればあとは自由にライダー生活に入ることができるのです。
もう一度いいます。
卒検はたった10分だけです。
卒検に落ちた!落ちる人の共通するライディング不足
卒検で落ちる人で多いのが上半身、特に手や肩に力が入っていることです。
緊張したり、何としても卒検に合格したいというように強く思いすぎるとこのような余計な力が入ってしまいます。
しかしバイクは下半身で乗る乗り物です。
卒検の間は上半身から力をむしろ抜くような感覚が必要といえます。
ニーグリップを特に意識していくと上半身の力は抜ける傾向にあります。
卒検に落ちる人に多い目線
ニーグリップとともに目線も近い人ほど卒検に落ちることが多いといって良いです。
一本橋、クランク、スラロームでは特に視線は重要で、行きたい先でもなるべく遠くに目線をもっていくようにしましょう。
目線が近いと不安になりますが、バイクというのは目線が向かう先に進むようにできています。
卒検に何度落ちても気にしない!卒検は練習の場でもある
卒検というのは5回ほど落ちる人もいるようです。
1回落ちるだけでも恥ずかしいとか思ってしまう人もいるのですが、そのように恥ずかしがる必要もありません。
- 何度も卒検に落ちる人もそこそこいる
- 卒検の再受験であることは回りの人にはわからない
- 落ちることで卒検合格の課題が見つかる人もいる
卒検は落ちるほうが個人的に免許を取った後に事故をすう人が少ないように思います。
2回程度落ちても平均の人とそう違いもないので、開き直りして再受験を楽しむくらいでちょうど良いのです。
卒検では即失格となるものだけ避けるようにする
卒検では
- 一本橋、クランクの落下
- スラロームでポールに当たること
- 急制動での転倒
- 停止線超え
といったところは一発で失格となってしまいます。
絶対に上のようなことは避けるようにし、そのためには多少の減点は仕方がないというような感じが良いです。
たとえば一本橋で落ちそうになれば速度を上げて安定をすぐに取り戻し渡りきってしまうというようなほうが絶対に良いわけです。
また一本橋、スラロームを両方とも減点なしで通過できる人は少ないので、どちらかは減点を受けて当然というような心構えでも良いでしょう。
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