バイクは排気量によって車検を受けていかないといけません。
251cc以上になるバイクはすべて車検が必要となるのですが、今回は新車購入から特に新車と車検で疑問になりやすい点についてまとめて解説したいと思います。
新車の車検は何年ごと?
車検といえば2年ごとというように覚えている人も多いかと思いますが、
- 新車 3年ごと
- それ以外 2年ごと
というようになっています。
中古車などを購入しても新車でないので2年ごととなりますが、古くなっていない新車は初回車検だけ3年後で良いということです。
もともとすべてのバイクは車検が2年ごととされていましたが、改正があり初回だけ3年ごとになりました。
規制改革推進三カ年計画というもので3年ごとにされたのですが、
- 公布 2007年3月14日
- 施行 2007年4月1日
となり、施行日以降に購入した新車のバイクの初回車検だけ3年後で良いとされています。
新車バイクの車検費用の相場はどの程度かかるのか?
新車の車検は3年後になるのですが、そのときの費用も気になる人も多いのではないでしょうか?
駐車場やバイクの保管状況、そして走行の状態にもかなりよるところはありますが、平均的には
- ユーザー車検で2万5千円程度
- ショップに代行してもらうと5~6万
というようなところになるかと思います。
ユーザー車検というのは自分で整備をして車検場に持ち込み、車検に通してしまう方法です。
整備能力があり、平日に車検場に持ち込む時間もあれば可能です。
そうではなければ整備と持ち込みをショップに丸ごと代行してもらえば工賃がかかるので多少高くなるといえます。
新車バイク購入直後に自分で車検をしなければいけない?
初回車検と別に購入時に新車登録というものをしなければいけません。
これも車検と似たような作業を行うのですが、
- 新車登録
- 自賠責加入
- 重量税の納付
- 納車前の整備
などを行った後にナンバープレートが発行されます。
ただ通常ほとんどのショップでは新車の価格にこの新車登録の費用も含まれているので、ライダーとしては契約後この手続きが完了して納車されるのをただ待つだけで良いです。
自分で車検という意味で動かないといけないのは上でもいいました初回車検の必要性が出てくる購入後3年後という認識で良いです。
新車購入と初回車検までにかかる費用
3年後の初回車検までにそれ以外の費用も必要となります。
代表的なものとしては
- ヘルメットやグローブ、ブーツ代
- 任意保険料
- 軽自動車税(毎年)
- ガソリン代や高速代
- オイル交換などのメンテナンス代
というようなものとなります。
購入する店によってはオイル交換がずっと無料などというようなアフターサービスのあるところもありますが、バイクは走行距離や経過時間によって消耗品やオイル交換をしていかないといけません。
このメンテナンスがルーズになると大きな故障になりやすく、修理費が大きくなるということはよくあります。
メンテナンスをするべき項目と、その頻度は上のページで目を通しておいて欲しいと思います。
新車登録をすれば購入価格が安くなる?
上にような保険代、新車登録の手続き代、そして車体価格を含めてバイクの新車購入費用として支払うようになります。
そのため結論からいいますと新車登録の一切を自分でするということであれば安く買えるということです。
しかし通常のバイクショップにこのような話をしても受けてはくれません。
- もともと新車販売は利益率があまりない
- 手続き等で何とか利益を出す
ということで車体価格だけで売るのは損とはいいませんが、ほぼメリットがないからです。
また登録をしなければショップから自宅にバイクを乗っていくこともできません。
法律面や経営上の理由から新車登録や保険などを含めた費用で販売するというようなことが現状のシステムとなっています。
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