バイクを軽トラに乗せて移動させたいということもありますが、固定方法をしっかりとしないと転倒したり、バイクが落下してしまうこともあります。
バイク購入などで軽トラに乗せているところを見かけることがあるかもしれませんが、特殊な専門道具で固定していることが多いはずです。
軽トラでバイクを固定するときのタイダウンベルト、ロープ
まず軽トラにバイクを固定して乗せるにはロープが複数本必要となります。
バイクショップなど頻繁にバイクを運ぶことが必要なところではタイダウンベルトを使います。
ロープよりも耐荷重や衝撃吸収力があってより安定した状態で固定できるようになっています。
理想としてはタイダウンベルトを3本購入し
- 2本でハンドル
- 最後の1本でリアタイヤ
という箇所で固定します。
タイダウンベルトはアマゾンなどでも3本で2000円超で買えるのでまず用意しておきましょう。
どうしてもタイダウンベルトが足りないときにはホームセンターでロープを用意します。
ただロープの強度が必要なので耐荷重がなるべく大きなものにします。
軽トラでバイクを固定するタイダウンベルトの荷重条件
タイダウンベルトでも耐荷重が違うわけですが、車種にもよりますが1本の耐荷重は最低80キロほどは欲しいところです。
3本使うことで240キロになりますが、この数値になると転倒さえしなければ後は軽トラの荷台も支えとなります。
ロープでもやはり耐荷重はなるべく大きなものを選ぶようにしてください。
軽トラの荷台に見張り役をおくのは違法?
あまり軽トラでバイクを運んだことがないと落ちたりしないか不安になるので、荷台に見張り役の人を置きたいと考えるようになります。
見張り役は法律的における道路とそうではないところとがあるので注意が必要です。
- 高速道路
- 自動車専用道路
というような道路では荷台に人をおいてはいけません。
違法となるので注意してください。
ただこのような高速以外の道路でもごく短距離にしか見張り役はおけません。
2キロ以下しかダメなので、ちょっとした心配な道路でしか見張り役を置くことはできないと考えておいてください。
見張り役を置くよりもタイダウンベルトでしっかりと固定するほうがはるかに効果があるはずなので、固定をしっかりとしておいてください。
軽トラでバイクを固定する方法
私もバイクショップを経営しているのでバイクの納入時などには軽トラでバイクを何度となく運んできました。
注意している固定方法としては
- ラダーレールでバイクを荷台の上に移動させる
- フロントタイヤを荷台の助手席の後ろに固定する
- フロントタイヤは荷台の先端にまで寄せて左などにハンドルを切って、荷台の角にタイヤを当てて固定する
- リアタイヤはフロントタイヤのある荷台の角と対角線の角に当てる
- 慣れていないときには最低2人で固定作業をすること
- 長距離運搬ではときどきロープなどに緩みが出ていないかチェックしつつ走ること
です。
これらは軽トラでバイクを運ぶポイントといって良いです。
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