ハーレーなどアメリカンに乗るとヘルメットの傾向がやや他のバイクと違うというような人もいます。
ただヘルメットを個性やファッションととらえることもできるのですが、それ以外に安全面からも考えていかないといけません。
アメリカンで似合うヘルメットとは?
一般的に原付を超えるバイクといえばフルフェイス一択という人も多いのですが、アメリカンでは
- ハーフヘルメット
- ジェットヘルメット
でないといけないというような風潮も地方にもよりますが存在することもあります。
本場のアメリカでもハーフヘルメットで乗っている人も多いのですが、バイクというのは転倒時の安全面を優先するべきかと思います。
アメリカンとジェットヘルメットのデメリット
ジェットヘルメットはあまり使ったことのないという人もいるかもしれませんが、実は高速道路などで大きなデメリットが出てくるものもあります。
それは風切り音が非常に大きくなりがちというものです。
ジェットヘルメットはどうしてもフルフェイスと比較して密閉率が低いのですが、風が入りやすく、そのために風切り音に悩まされるということも出やすくなります。
アメリカンの事故とヘルメットによる被害の大きさ
アメリカンで事故をしたという人を見たことはあるでしょうか?
私はショップ経営をしていて何人か知っていますが、大きな事故ほど顔や頭からぶつかっていくということが多いのです。
その点でハーフ、ジェットというのはやはり危険で、同じ事故でもフルフェイスよりも衝撃が大きくなります。
幸い私の知っている人は大きな衝撃ではなかったのかその後もアメリカンに乗っていますが、その後はフルフェイスに変えています(笑)。
安全性を考えれば絶対にフルフェイスをおすすめします。
アメリカンの乗る人はファッションに強いこだわりを持つ人も多いのですが、やはり事故が実際に起きたときのことを最優先に考えて欲しいと思います。
アメリカンにフルフェイスは本当に似合わないのか?
一般的にアメリカンといえばフルフェイスでなくハーフ、ジェットというようにいわれますが、その理由というのは
- 映画
- 雑誌
- 本場からの影響
などもありますが、まとめれば固定観念なわけです。
客観的にバイクをまったく知らない人に見てもらえばアメリカンにフルフェイスでも違和感を感じないという人も多いのもその証拠です。
本場アメリカとアメリカンのヘルメット
アメリカンの本場のイメージということですが、意外とアメリカンにはハーフなどという人は本場に一度も行ったことがない人も多いのです。
私は何度かアメリカに行っていますが、ハーレー乗りでも最近はフルフェイスの人のほうが多かったりもします。
やはりハーレーでフルフェイスにする理由といえば安全性ということらしいのですが、アメリカンにはハーフというようなイメージは一部の雑誌や映画だけの影響なのかもしれません。
アメリカンとフルフェイス!本当にダサイのは?
しばしばごく一部のアメリカンのコアなファンからはアメリカンにはハーフなどという強固な意見もあります。
ときにはアメリカンでフルフェイスの人を見かけると自説を強く主張してくる人もいますが、本当にダサイのは安全を軽視するその意見です。
バイクというのは楽しむ、趣味といった側面もありますが、本来は安全に短時間で目的地に着かせるためのツールに過ぎません。
ただいくら早くても目的地に着くまでに頭部に衝撃が加わりやすいヘルメットでいくというのが本当にダサイことなのです。
- 自分に障害が残れば苦労する人が周囲にいる
- あるいは一生残るかもしれない障害で迷惑をかける人もいるかもしれない
というような社会的責任を考えてバイクに乗るのが本当に恰好の良いライダーではないでしょうか?
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