バイクのミラーはデザイン重視になっていて後方が見にくいというものが多くなっていると思います。
通常純正のサイドミラーで問題がない、あるいは我慢するわけですが見やすいミラーとはどのような形や条件を満たすものでしょうか?
バイクのミラーで見やすい形とは?
特にバイクでも原付では丸い形のミラーが多いように思います。
丸いミラーというのは角がないわけで、その分見える広さが狭くなります。
また丸い形のミラーは左右の幅もないので見える範囲も限られています。
バイクのミラーで見やすいという意味ではまず見える範囲が広くあるという条件が必要となってくるかと思いますが、この点でミラーの形としては四角であったり長方形であるものが良いと思います。
バイクのミラーと見やすいステー
バイクでも後方が見やすいミラーとしてステーにも条件があります。
ロングステーといわれるタイプですが、かなり見やすいと感じます。
車種によっては純正ミラーのステーが短いものもあるのですが、ロングステーに交換することは可能ではあります。
ただステー交換が大変というときにはミラー交換をして視認角度を広げるという方法もあります。
バイクを乗り換えして後方が見にくいというときにはステーが前の車種よりも短いというパターンも意外とあります。
バイクのミラーがどこが見えるようにしなければいけない?
教習所でもバイクのミラーについては講義があります。
よく教習所でミラー位置については
- ミラーには自分の腕なども写る
- そのためミラーに後方が1/2ほど写る位置が理想
というような内容の講義になるかと思います。
ただこのような基本は知っていても自分でバイクを買うと1/4にしたりなど角度調整をしたくなってくることも多いかもしれません。
ただ教習所の1/2というのは根拠もあって
- バイクの真後ろは見る必要はない
- 車線変更などをするときの横の車線の後方が見えれば良い
というような意味で半分となっています。
車線変更で真横はどのようなミラーでもなかなか見えないものですが、真横は目視でも補えます。
そのため1/2もミラーで後方が写れば十分で、好みで1/4などまで後ろが写る面積を増やすなどの調整をしていくと良いでしょう。
ちなみに私の場合には後方を1/4写るようにしてなるべく後方も確認したいほうで、広めにミラーで後方を写してしまっています。
バイクの真後ろをミラーで確認する方法
ゆっくりと走ることの多い人の場合、後ろに車がつまってきているということが気になるという人は多いかもしれません。
私もそこそこ後ろの車が気になるほうですが、この場合にはいちいち目視していると前方不注意になる可能性もありかえって危険です。
そのためサイドミラーで前を見ながら真後ろも確認するというテクニックも知っておくと良いと思います。
- カーブのときにサイドミラーで真後ろが確認できる
- お尻をずらしてもサイドミラーで真後ろが見えるようになる
- 右脇を上げて真後ろを一時的に見る
このようにすれば首を後ろに向けなくても自分の真後ろが見えるようになります。
ただバイクも基本的には前方だけに集中すればそう事故にはなりません。
あまり後ろを気にしすぎて事故をしないようにしましょう。
肩幅が広くてミラーで後方が見えない!どうすれば良いのか?
男性の場合には
- 肩幅が広い
- 腕が大きい
- 特に冬は防寒着でミラーで後方が見えにくくなる
というような人もいるかもしれません。
ステーが長めのミラーに交換するというのは基本ですが、それでも見にくいというときにはミラーの高さがあるタイプに交換します。
つまり横でなく上にミラーを持っていくようにするということですが、
- ミラーのアダプターで高さを上げる
- ミラーも高めなものに交換する
と2つの方法を組み合わせて対応すればかなり肩幅のある人でも後方が見えるようになるかと思います。
バイクミラーの死角の白バイが気になる
今回のミラーの見やすいという話題で白バイが気になるという人も意外と多いかもしれません。
ただ死角だけでなく夜間のパトカーも一般車かわからないうちに捕まるということもあるので死角だけ注意していても万全ではありません。
死角の白バイというときにはたいてい速度超過が問題となるわけですが、運転中に後方が気になりすぎるのは危険でもありますので、
- なるべく先頭を走らない
- 車などの後ろについて車の流れに乗る
- 流れから特に目立つような速度超過をしない
というように安全に走ればそう白バイに注意しなくても問題ないはずです。
速度超過は反則金や点数よりも安全が問題です。
バイクはちょとした事故でも命にもかかわるので無茶な速度を出さないようにして前方に意識を集中して走るようにしてください。
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