高速走行になるほど一般的にバイクのハンドルに伝わってくる振動は大きくなってきます。
またバイクの状態によってもこのハンドルの振動の大きさというのは違ってきますが、手のしびれなどにもつながるのであまりハンドルの振動は大きくないほうが良いというように考える人は多いのではないでしょうか?
ハンドルの振動が大きい!緩和する方法とは?
急にハンドルの振動が今までよりも大きくなったというときにはハンドル回りの何かのパーツが異常になっていることもあります。
しかし今までと変わりなくハンドルの振動が大きいというときにはカスタムではありませんが、パーツをいくつか交換するなどして多少緩和するという方法もあります。
ただあまりハンドルの振動を緩和する方法も数はないのですが、列挙していきますと
- ステアリングダンパーをつける
- ハンドルブレスをつける
- グリップエンドの重量を重くする
- バーエンドの錘の重さを変える
- グリップをジェル製の振動吸収タイプのものに変える
- スプロケットの丁数を1つでも良いので増やす
- タイヤの空気圧を上げる
ただこの中には操作性の変化を伴うものもあって振動が弱まるというメリットだけではないものもあります。
たとえばバーエンドの重さを重くするという方法ですが、
- ハンドル操作が重くなる
- 何度かテストしながら重量を決めていくので意外と費用がかかる
というようなことも多いです。
バイクのグローブを工夫して振動対策をする
上のような方法はバイクのハンドル回りに何かして振動を緩和するというような方法でした。
しかし手のほうで振動対策をするという方法もあります。
普通の手袋を使っている人も多いのですが、バイク用の手袋の中で検討していきます。
バイク用のものは振動対策を考えているものも多いので、ハンドルの振動も吸収してくれる素材になっていることも多いです。
- 特に厚手なもの
- 手にフィットするもの
という視点で選ぶとハンドルの振動対策にはより効果が出てくるでしょう。
乗車姿勢とハンドルの振動の伝わり方
まれに乗車姿勢が良くなくてハンドルの振動を感じやすくなるということもあります。
- 上半身に力を入れすぎている
- 体重を支えるのはグリップ、両足、お尻の3つと意識する
- ハンドルを握る手の角度がバイクに合っていない
手のハンドルとの角度ですが、手を突っぱってしまっても、また曲げすぎでもしびれの原因となることもあります。
ハンドルの振動ではこの体重の支え方や手の角度も原因となることもあるので変な癖がないか確認しましょう。
パーツの不具合とハンドルの振動
この他、バイク自体の不具合によってハンドルの振動が強くなっているということもあります。
ハンドルの振動につながりやすいものとしては
- ホイールバランスが狂っている
- フロントフォークの歪みが出ている
走行距離もあるバイクはもちろん新車でも個体差があるのでこのあたりのパーツに不具合が出てくることもあります。
新車であれば保証期間内だと思いますので、点検時に合わせて歪みなどのチェックをしてもらうと良いでしょう。
ハンドルの振動とミラーの揺れによる見づらさ
ハンドルの振動では手がしびれるといったこともありますが、同時にバックミラーも激しく振動して後方が見えにくくなるということもあります。
今まで紹介してきましたハンドルの振動対策をするのも1つですが、それとともにミラーのステーを短くすることで振動での揺れを軽減するということも行えます。
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