インジケーターランプの点灯状態によって車検に通らないということも気になるかと思います。

ランプの色も車検では関係するかもしれないと悩むこともありますが、今回は主に車検とインジケーターランプについての判断について解説をしたいと思います。

 

インジケーターランプと車検の保安基準

 

車検というのは保安基準にあるかどうかで検査されるかどうかが決まってきます。

結論からいいますと今回のインジケーターランプは保安基準にはないので基本的に車検の検査項目には入ってきません。

ただし車種によってインジケーターランプの細かい違いがありますので、さらにその点について紹介します。

 

インジケーターランプと点灯状態の判断基準

 

インジケーターランプが車検と特に関係してくるといえば

 

  • ヘッドライト
  • ウインカー

 

になります。

基本的にこの2つについてのインジケーターランプの搭載は義務となっていて、なければ車検には通常通りません。

ただもともとない車種であればなくても車検には通ります。

 

  • もともとインジケーターランプのあった車種で取り外した
  • インジケーターランプの電球を抜いている

 

というときには車検には通りません。

もともとインジケーターランプがある車種で車検に落ちやすいケースというのは

 

  • ヘッドライトのハイとローの表示がない
  • ハイビームが点灯しない
  • ウインカーのLとRの表示がない
  • LとRの点灯が正常につかない

 

ということになります。

 

インジケーターランプの色と車検

 

インジケーターランプの色も気になるところですが、通常ランプの色までは検査されないと思います。

あとはニュートラルランプが点灯しなくても車検には問題ないことが多いはずです。

インジケーターランプの色でもっとも無難なものは純正の色にすることですが、通常は色までは問題とならないといえるでしょう。

 

インジケーターランプと車検で必要なもの

 

ニュートラルランプなどあまり車検で見られないものもありますが、よく車検で落ちる原因となりやすいものとしては

 

  • スピードメーター
  • シフトパターン表示
  • スイッチ類の表示

 

このようなところとなります。

表示が消えていたりすればマーカーで直に書くと通ることも多いです。

昔はテープに書いて貼れば問題なかったのですが、テープ貼りで落ちる可能性がやや高くなってきているように思います。

テープなどははがれるという理由でダメなので、直に書くという以外にも刻印をつけるなどでも問題なく通ります。

 

インジケーターランプと車検の検査官による判断の違い

 

前回まったくインジケーターランプの検査もなく通ったという人も多いかもしれませんが、今回はわかりません。

車検というのは同じ車検場でも検査官が違うだけで判断基準も大きく変わってくることも多いのです。

一般的な車検でのインジケーターランプについての検査項目は上のようになりますが、受けて見れば検査自体もなかったということも少なくありません。

確実に通そうと思えば純正のインジケーターランプの状態にすることで、この状態であれば検査官次第の判断でもまず問題なく通るというようにいえるでしょう。

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