トリップメーターが急に動かないようになるということがありますが、その原因はそれほど多くはありません。
また修理を依頼してもそう工賃も高くないので、自分で修理できそうになければバイクショップに依頼すればすぐに状態が戻ることが多いです。
トリップメーターが動かない!ワイヤーの不具合
トリップメーターというのは車輪にワイヤーを接続して距離を測定しているタイプのものが多いです。
このようなタイプでトリップメーターが動かないようになる最大の原因は
- ワイヤー自体の劣化
- ワイヤーの接続部の劣化
にあります。
このワイヤーが原因であればワイヤーの交換を行うとトリップメーターはまた普通に動くようになります。
またワイヤーとともにメーターや車輪側のギアの劣化が原因となることもあります。
トリップメーターのリセットをすれば動くようになる?
車種によってはトリップメーターのリセットが完全にできていないとなぜかその後動かないようになるタイプもあります。
特に最近リセットをして、その後動かないようになったという心当たりがあれば、もう一度リセットしてみてください。
すると普通に動くようになるタイプのものもあります。
電気式メーターが動かない!センサーの不具合
ワイヤーでなく電気式のメーターもありますが、この場合はワイヤーでなくセンサーの故障が原因であることも多いです。
センサーだけを交換できないこともあるので、その場合には本体ごと交換をします。
トリップメーターが動かない!メーター自体の故障
ワイヤーが正常であればトリップメーター自体の故障が次に疑われます。
ワイヤーを交換してもトリップメーターが動かないようであればその故障がさらに強く疑われますが、この場合
- トリップメーターの修理もできなくないが手間がかかる
- そのため普通はメーター自体の交換をしてしまう
ということが多いです。
トリップメーターの不具合
トリップメーターの不具合では一定のパターンがありますが、しばしばあるのは
- 特定の位の表示がおかしくなる
- オドメーターの表示にときどき変えられてしまう
- トリップメーターが突然なぜかゼロになる
というトラブルですが、このような場合はメーター自体の問題であることが多く、メーター交換をしなければいけないことが多いです。
しばらく様子を見ても良いのですが、まだ症状が続くようであれば交換を検討しておいてください。
トリップメーターが動かないときの修理費用、工賃の目安
一番安く修理できるのはワイヤーが原因であるときです。
ワイヤーを交換するだけなので工賃を合わせても3000円前後で済むはずです。
トリップメーター自体の交換が必要なときにはメーター代もかかってくるので2万以上はしてくるかもしれません。
トリップメーター交換と車検証の走行距離
トリップメーター自体に問題があって交換するというようになったときに少し気になるのが車検証の走行距離ではないでしょうか?
結論からいいますと車検証の走行距離は新しいトリップメーターの数字に変更されます。
メンテナンスの関係で累積した走行距離が必要なときには廃棄前に必ずメモをするようにしてください。
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