バイクは駐車する場所も重要です。

アスファルトの上に駐車すると思わぬ形で転倒するようなこともあります。

 

アスファルトが沈む?

 

アスファルトは上を歩くと通常は硬く沈むようなこともありません。

しかし真夏などは柔らかくなることもあるので特にサイドスタンドを使って駐車するのはおすすめできません。

 

  • アスファルトは黒なので日光をよく吸収してしまう
  • 60度ほどになるとアスファルトは柔らかくなる

 

ということで真夏はサイドスタンドであれば沈むことで転倒するということもしばしばあります。

 

北海道のアスファルトは沈むやすい?

 

北海道のアスファルトは沈みやすい材質のものが多く使われているといわれています。

もともと寒冷地である北海道では暑さ対策はアスファルトにそこまで必要でなかったといわれていますが、最近は温暖化によって夏場に沈む現象が起きるようになってきました。

しばしば聞く話ですが、夏場の北海道のアスファルトは特に注意して欲しいと思います。

 

沈むアスファルトにどうしても駐車しなければいけないときの方法

 

ただマンションの駐車場でいつも止める場所がアスファルトというようなこともあるかと思います。

このようなときには

 

  • かばぼこ板などを引く
  • 空き缶をつぶして引く

 

というような簡易的な方法でも転倒を防ぐこともできます。

私の場合、板は常備するようにしていますが、急にアスファルトに止めないといけないようになれば自動販売機などをすぐに見つけるようにすれば良いと思います。

 

アスファルトが沈む対策のアイテム

 

スタンドホルダーというアイテムも買っておくと良いでしょう。

アスファルトの上はもちろん、土やちょっとした水たまりの上でのサイドスタンドを立てることができるようになります。

アマゾンなどでも1000円超で買えるのでおすすめです。

 

手軽にアスファルト対策をする他の方法

 

駐車場の状態によっては板やアイテムがなくても転倒防止をできることもあります。

 

  • 日陰があればそこに駐車する
  • 駐車場の端のほうに側溝があればそこにスタンドをおいて駐車する

 

側溝などはアスファルトでなく、鉄やコンクリート製となっていますので直射日光でも溶けるという現象にはよりなりません。

アスファルトしかない駐車場であれば日陰もなるべく探すようにしてください。

 

アスファルトの上の駐車はセンタースタンドのほうが安全?

 

アスファルトの上でサイドスタンドでなくセンタースタンドを立てるという人もいるかもしれませんが、センターでも沈むのでやはり転倒することもあります。

どちらも転倒することがあるのですが、強いていえばサイドスタンドで下に板などを引くほうが転倒しにくいと思います。

 

アスファルト上で駐車していてバイクが転倒すれば損害賠償できる?

 

アスファルト上で駐車していて沈むなどで転倒すれば修理代も数万はかかってきます。

このときには上で紹介してきましたようなアスファルト対策をしていない自分にも責任があると思いつつも、たとえばマンションなどに損害賠償したいというように思うこともあります。

しかし残念ながら契約書などで損害賠償できないようになっていることが多いはずです。

それどころか逆にアスファルトに穴を開けたということで逆に修繕費を請求されることもあります。

 

アスファルトに穴を開ければ修繕費を請求される?

 

転倒して修理費も出てくるのに、さらにアスファルトの穴の修繕費の請求も受けることもあります。

費用としては穴の状態にもよりますが1万程度ではないかと思いますが、

 

  • 穴の開いた箇所にバイクを駐車してはいけない規定になっていたかどうか?
  • 安物のアスファルトで穴が開きやすい状態になっていなかったか?

 

というような内容で弁償義務があるのかが変わってきます。

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