バイクではよくチェーンの洗浄は行うということもありますが、スプロケットまでの洗浄はなかなかしていないという人は多いかもしれません。
ただチェーンがからまるスプロケットは徹底的に洗浄しようとすれば結構大変です。
そのためスプロケットの手軽にできる洗浄方法と、より深く洗浄する方法とに分けて解説したいと思います。
手軽にスプロケットを洗浄する方法
手軽にスプロケットを洗浄しようと思えば、スプロケットを外さないようにしていきます。
- ウエスにチェーンディグリーザーを含ませる
- 車輪を回しながらウエスでスプロケットを拭いていく
というようにします。
スプロケットを外さない洗浄方法なためにチェーンディグリーザーをあまり直接吹きかけないようにします。
チェーンディグリーザーはハブダンパーなどにかかるとグリスがダメになってしまって不具合の原因となることもあります。
またチェーンディグリーザーでも油溶性成分でのみ構成された製品は水洗い付加ですので、水洗いが可能なアルコールや界面活性剤などで構成されたものにするようにしてください。
不安な人は中性洗剤である台所洗剤を使うようにすると良いでしょう。
スプロケットを外さない方法は楽ですが、他のパーツに洗剤がかかることもあるので慎重に洗浄していくようにします。
スプロケットを外して洗浄する方法
他のパーツへの気兼ねなく徹底的にスプロケットを洗浄するには外してしまうのが一番です。
汚れがひどくなったときにだけやると良いでしょう。
- スプロケットを外す
- チェーンディグリーザーをつけたウエスで洗浄する
- 汚れがひどいときは歯ブラシでこする
- 最後に水洗いして洗剤を流す
というようにします。
スプロケットは灯油でも洗浄できる？
バイクショップではチェーンディグリーザーでなく灯油でスプロケットを洗浄するところもあります。
これは費用が安くできるからですが、一般の人でも灯油を使って洗浄することもできます。
- 灯油でスプロケットを洗浄する
- パーツクリーナーで洗浄する
- ウエスで拭き乾燥させて注油する
というようにします。
スプロケットの汚れの原因とは？
スプロケットの汚れというのはその多くがチェーンの汚れがたまったものです。
そのためスプロケットだけ洗浄してもチェーンが汚いとすぐに汚れるようになってしまいます。
チェーンの洗浄と注油はしっかりと定期的に行うようにしておいてください。
チェーンの注油でも汚れがいくらかは落ちる機能もあります。
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