バイクは新車、中古車ともしっかりとしたところで購入すれば保証期間がつきます。
とはいっても保証期間内でも無制限に修理などをしてくれるわけではありませんので、いざ故障などをしたときに有償修理が必要で想定外というようにならないようにしておきましょう。
バイクの保証期間と保証の例外
新車のバイクを購入したときには保証期間は2年などというようなときが多いかもしれません。
一般的には
- メーカーの保証期間が2年
- その後に販売店によってはさらに一定期間の保証期間をつけるところもある
というようなタイプのところが多いかと思います。
ただ保証期間内であってもすべて無償修理の対象とはなりません。
- 転倒や事故による修理
- 火災、地震、水害、落雷、その他の天災地変及び公害による修理
- 消耗品やオイル類の交換
- 改造した状態での交換
- サーキット走行など公道以外での走行による修理
- 定期点検を受けないことによる修理
このような場合の修理は保証期間内でも有償修理や交換となることが多いです。
バイクのメーカー保証と定期点検
車と同様にバイクでも定期点検というものがあります。
6ヶ月、12ヶ月点検というようなものですが、このような定期点検のお知らせは購入後メーカーから事前に届きます。
メーカー保証というのはこの定期点検を受けないと適用されないこともかなり多いので、定期点検をそこまで受けないのであれば最初からメーカー保証にメリットはないといえます。
バイクというのは定期点検(特に6ヶ月点検)がどこまで必要かというのは微妙なところもありますが、バイクの構造を考えれば1年に1回はバイクショップに見せるほうが良いのは良いです。
メンテナンスを自分で行えて、必要なパーツも自分で交換できたりすれば点検頻度を減らしても良いのですが、新車といっても車検まで乗ってもまったく問題ないということもありません。
自分でメンテナンスをしていくのか、また定期点検を受けるのかというのはよく考えて欲しいと思います。
バイクの保証によって新品バイクへの交換はありえる?
バイクの不具合によって新品バイクに交換して欲しいとさえも感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし結論からいいますとパーツの交換は保証によって行われることはありますが、バイクごと新品にしてくれることはまずかなり少ない、ほぼ皆無といっても良いです。
バイクの保証期間と保証での考え方
保証期間、保証というのはあくまでもメーカー側の問題が原因で修理が必要となるときに適用されると考えられます。
逆にいえば天災などでもメーカー側に原因があるわけではないので保証対象ではないというようになります。
つまりいわゆる不良パーツなど製作上の問題があったときにだけ保証は適用されるということで、実際に保証対象となるのはかなりレアケースといって良いのです。
バイクは正規代理店?通販?どっちで購入するべき?
通販だと実店舗のあるところよりもまったく同じバイクがかなり安いということもあります。
しかし問題となるのは保証も含めたアフターサービスです。
不安な場合にはまず通販よりも正規代理店をおすすめしますが、
- 国産でないバイクの購入を考えている
- 不具合が多いバイクの購入を考えている
というようなときには正規代理店のほうが良いでしょう。
海外のバイクは保証期間内に保証を使う頻度は高めですし、その費用も実費でやると配送費用もかかってきます。
国産であれば保証期間内に頻繁に保証にお世話になることもありませんが、あとは修理が必要となるときに修理の順番が遅くなるということはありえます。
その店で買った人を優先的に先に修理していくということもありますし、修理自体を断るところもないわけでもありません。
中古バイクの保証期間はどの程度?
中古バイクでは保証期間はまた違います。
一般的には
- 短いと1ヶ月
- 長くて6ヶ月
というように新車よりもかなり短い保証期間となっているはずです。
ただ保証期間の設定は販売店次第ですので、購入時によく確認しておきましょう。
私の考えではありますが、バイクの中古というのは基本的におすすめしません。
まだ怪しげな中古バイクというのは数多く流通していますし、購入後に修理費ばかりかかるというようなこともあるからです。
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