冬は目で見てもなかなかわからないこともありますが、道路が凍結しているというようなこともあります。
できれば冬にはバイクで走るのは避けたほうが良いのですが、どうしてもバイクに乗らないといけないというときでの凍結道路での事故を起こしにくい走り方について解説をします。
真冬の凍結道路での事故をしにくい走り方
凍結した道路では下のように走ればやや事故を起こす確率を下げることができると思います。
- スピードは極力落として走る
- スタッドレスタイヤをつける
- アクセルを回すときもじわっと回して一気に回さない(タイヤが空転することもある)
- エンジンブレーキを平常時よりも使う
- ブレーキはなるべく使わない
- カーブでも車体は傾けない
- 停車時には両足をつけて車体を維持する
- マンホールや道路の文字の書いてある箇所にはなるべく乗らない
かなり窮屈な走り方になりますが、このくらいしても転倒のリスクはあります。
走るときには極力短距離に抑えて、長距離は電車や車など別の移動手段を使うようにしてください。
道路が凍結する気温は何度から?
11月下旬、12月では地域によってはすでに道路が凍結しているところもあります。
1月ともなれば温暖でなければ凍結した道路がある地域はかなり広くなります。
道路というのは
- マイナス3度の気温あたりで一般的に凍結を始めることが出てくる
- 逆に3度あたりになれば凍結が解けてくるようになる
といわれています。
11月下旬でも山間部に入れば十分にマイナス3度にまでなるところもあるので、山道や峠では無茶な走りをしないようにしていきましょう。
特に滑りやすい気温と道路の状況とは?
最も滑りやすい道路というのは一旦凍結し、その後気温がやや上がり凍結が解け始めたときといわれています。
たとえば春先などによくあるのですが、
- 冬の間はマイナス3度を下回ることもあり道路が凍結していた
- 春になって3度を超えるようになった
というときには凍結が解け始めて道路が最も滑りやすくなります。
いわゆるシャーベット状に路面がなるというときですが、春になったといっても安心せずに走らないといけないということもいえます。
凍結しやすい道路などの条件
また気温で一概に凍結しやすい条件を限定できず、例外もあります。
主に道路の状況によって特に凍結しやすい箇所も出てくるといえますが、
- 路面に水分が多いところ
- 橋の上
- 道路の下が空洞になっている箇所
霧が発生しやすいところ、あるいは山道で山からの水の出てきやすいところも要注意です。
また最も凍結しやすいのは橋の上、道路の下が空洞になっているようなところで、道路の下に風が通りやすいところです。
気温が氷点下にならないとしても凍結しているということもあるので要注意です。
走っているとただ濡れているように見えてもすでに凍結している可能性もかなり高い道路といえます。
ただし凍結しやすいところでは融雪剤をまいているところもありますが、この融雪剤があれば氷点下でも凍結しない道路もあります。
融雪剤はバイクの足回りを痛めるのですが、転倒しにくさという意味ではメリットがあります。
融雪剤の上を走ったときには足回りを洗車しなければ、その箇所のパーツが腐食、錆びやすくなります。
真冬の道路の凍結とバイクの使用
凍結でなるべく転倒や事故をしにくい走り方などはあるにはありますが、やはり絶対ではありません。
上でもいいましたが凍結があるかもしれない時期にはなるべくバイクに乗らないほうが良いです。
事故をしてしまうと後悔してもしきれないこともあるので十分に注意して欲しいと思います。
<スポンサード リンク>