バイクの取り回しが重くなった、エンジンを止めて押すときに重くなったということはしばしば起こります。

この取り回しが重くなるのにはいくつか原因が考えられますが、1つずつ該当するか確認をして解消するようにしましょう。

 

取り回しが重くなったときに走っても良いのか?

 

後述していますが、バイクの取り回しが重くなったときにはブレーキやチェーンなどの異常が考えられます。

そのためまずバイクは運転しないほうが良いです。

 

取り回しが重い① タイヤの空気圧の低下

 

かなり単純な原因ですが意外とよくあるのがこのタイヤの空気圧の低下です。

ガソリンスタンドに行っても空気圧測定や調整はしてもらえますので、もしかすればという場合には空気圧も疑ってみてください。

特に冬など寒い時期では空気圧は落ちやすくなりますし、1000キロも走れば空気圧が落ちていることもあります。

 

タイヤの空気圧の点検方法、頻度!本当の適正空気圧も解説

 

取り回しが重い タイヤの釘も確認しよう

 

タイヤの空気圧ともやや関係していますが、空気圧の低下の原因が釘が刺さっていることというようなケースもあります。

 

  • 釘は表面だけに刺さっているのであればすぐに抜いても良い
  • しかし奥まで刺さっていれば工具のない状態だと空気が抜けて走れなくなる

 

ということもあります。

自信がなければ自宅やバイクショップにバイクを到着させたタイミングで釘の処理をするようにしましょう。

 

取り回しが重い② ブレーキの引きずり

 

次によくあるのはブレーキの引きずりという現象です。

通常ブレーキというのは作動させなければかかることもありませんが、この引きずりという現象ではブレーキをかけていないときにもブレーキがかかるような状態となることを指します。

 

  • 前後どちらかのブレーキが固着している
  • ブレーキキャリパーの錆
  • ブレーキパッドの錆

 

などというようなことも考えられます。

 

取り回しが重い③ チェーンの異常

 

取り回しが重くなるときにはチェーン関係の異常もありえます。

 

  • チェーンのオイル切れ
  • チェーンの錆
  • チェーンの遊びや張り具合の異常

 

チェーンの錆、オイル切れで単純にバイクを動かすときに重く感じるというのが原因ということです。

チェーンもそれほど点検していない人も多いかもしれませんが、一度下のページを参考に注油もしていくと改善することもあります。

 

バイクのチェーン清掃や注油方法!その頻度も解説

 

バイクの取り回しが重くなったときの対応方法

 

上にようにいくつか原因は考えられますが、多くはブレーキ関係の異常であるといえます。

バイクをよく自分で点検していれば自分でパッドの錆などを落としたりと改善もできることも多いです。

ただ自信がなければバイクショップに持っていくほうが良いと思います。

ブレーキは点検するのは複雑ではありませんが、パーツを外して確認するなどということも必要となることもあり時間や手間もかかります。

今回のブレーキやチェーンなどのメンテナンスをバイクショップに依頼しても工賃はそこまでしないといえます。

 

  • チェーン注油 1000~2000円前後
  • ブレーキパッドの交換など 5000円前後

 

というようなことが多いので、サクッと依頼してみてはどうでしょうか?

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