バイクのタイヤの空気圧は走行距離などに応じて自然に落ちてきます。
タイヤの空気圧は燃費や走りに影響してきますので、定期的に点検するようにしましょう。
バイクのタイヤの空気圧の点検方法
バイクの空気圧はエアゲージといった測定器で計測します。
- 空気を入れるバルブのキャップを外す
- 空気が漏れないようにエアゲージをセットする
- エアゲージで空気圧を測る
エアゲージで空気圧を測定すれば、適正範囲かどうかを確認します。
- 適正な空気圧は車種によって若干異なる
- そのためスイングアームなどによく貼っているコーションプレートで確認する
前輪と後輪に分けて適正空気圧が表記されていますので、その数値内になるように空気圧を調整するようにしましょう。
タイヤの空気圧の点検頻度
タイヤの空気圧の点検ですが、
- 走行距離 1000キロごと
- 経過時間 1ヶ月ごと
などに点検するように推奨するメーカーは多いです。
またここまで定期的に空気圧の点検をすればまず間違いは少なくなります。
季節では寒い冬などで空気圧は早く抜けるので、冬の空気圧は2週間ごとなどにしても良いでしょう。
逆に夏は空気圧の点検をしなくても良いということも多いと思います。
バイクのタイヤの空気圧の抜き方
まれにタイヤの空気圧が高すぎるということもありますが、空気を抜くのは難しくありません。
空気のバルブにつまようじのような先が尖ったものを差すことで空気は抜けるようになります。
バイクのタイヤの空気圧の上げ方
バイクショップやガソリンスタンドに行きタイヤの空気圧を上げてもらうというのが最もてっとり早いと思います。
スタンドによっては空気を入れてもらうように依頼すれば嫌な顔をするところもありますが、機嫌良く空気を入れてくればスタンドを確保しておくと手軽に空気圧の調整ができるようになります。
タイヤの適正空気圧とバイクショップなどの話が違う
上のようにプレートにはタイヤの適正空気圧の表記があるわけですが、
- バイクショップ
- 雑誌
- ネット上の情報
のすすめる空気圧と違うということもあるかと思います。
これには理由があって
- メーカー推奨の空気圧はタイヤを長持ちさせるもの
- その他の推奨する空気圧は峠、サーキットなど特定の道路や走行環境で推奨する空気圧
というようになっていて空気圧調整の目的が違うことが多いのです。
そのため特に特殊な走りを追求しないのであればプレートにあるメーカー推奨の空気圧で調整していくというのをおすすめします。
峠、サーキットでのタイヤの空気圧の考え方
あまり関心のある人もいないかもしれませんが、特殊な走行で採用されているタイヤの空気圧について紹介します。
- 峠での走行 ハイグリップタイヤでタイヤの空気圧をやや下げることでグリップが良くなる
- サーキットでの走行 やはり空気圧はやや下げることが多い
サーキットでも空気圧をやや下げることでグリップの良さを追求することが多いです。
どちらかといえばサーキットのほうが峠よりも空気圧を下げるべきといわれることも多いのですが、それでも増減率は10%までにするべきです。
問題はどの程度空気圧を下げるなどの調整をするべきかということですが、車種などによって違うので多くの場合には個々に調整していくようにします。
- 0.1ずつ下げる
- その空気圧を調整する都度トライアンドエラーをしていく
ということで少しずつ調整していき、その都度走りを確認していくというようにします。
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