ヘッドライトがついたり消えたりを繰り返すというケースではその原因はいくつか考えられます。
特にバイクをいじっていないユーザーでも対処できるものもありますが、バイクショップに依頼するほうが良いものもあるのですが、今回は点いたり消えたりするヘッドライトについて解説をしていきます。
ヘッドライトの点いたり消えたりは電球の切れが原因?
ヘッドライトの点いたり消えたりではまず多くの人がヘッドライトの電球自体が切れかけているのではないかというように疑うようです。
たしかにそのような可能性もありますが、ヘッドライトの調子の良いときにはしばらく問題なく点灯しているという場合には電球自体が問題でないことのほうが実は多いです。
後述していきますが、接触部分の不良が出ていることのほうがまず多いというようにいえます。
ハイビームだけ点灯し、ヘッドライトが消えることもある
ヘッドライトは点いたり消えたりを繰り返すものの、なぜかハイビームだけ確実に点灯するというようなケースもよくあります。
- ロービーム側のスイッチの接点不良
- バルブコネクタ部の接点の接触が悪い
というようになっていてロービーム側の接触不良とまずいって良いでしょう。
スパークプラグの変更後にヘッドライトが点いたり消えたりする
バイクの電気系ではスパークプラグの変更をすることも必要となってきますが、このプラグ変更の後でもすぐにヘッドライトが点いたり消えたりというような状態となることもあります。
このようなケースで最も考えられるのは
- 配線の不良
- 接触の不良
- スイッチの不良
ということになります。
スイッチの不良についてですが、
- ハンドルにあるスイッチをペンなどで軽くたたく
- その後やや強めにたたく
これで改善しそうであればスイッチの不良という可能性はかなり高いといって良いでしょう。
配線の不良についてはテスターで確認するのですが、他の原因が該当するかどうかについてはヘッドライトにつながっているものを1つずつ確認していくということを行います。
洗車のすぐ後にヘッドライトが消えるようになる
バイクを定期的に洗車している人も多いのですが、洗車のすぐ後にヘッドライトが点いたり消えたりを繰り返すようになることもあります。
洗車の仕方の問題があって水が原因でヘッドライトがおかしくなったのではと疑う人は多いのですが、意外とそうではなくやはり今回説明してきましたように配線や接触関係でのトラブルとたまたま重なったということのほうが多いといえます。
やはり配線をチェックしてみてください。
水ではない本当のヘッドライトの点かない原因が見つかることも多いはずです。
コネクター部の接触不良とヘッドライトの消える
あと他にもいくつかよくあるヘッドライトの点いたり消えたりという現象の原因がありますが、
- コネクター部の接触不良
- ヒューズの回りが関係して接触不良
- リレーのあるヘッドライトであればその接触不良
などです。
リレーのある車種かどうかでもヘッドライトの点いたり消えたりは関係してくるというようにいえます。
この中では特にヒューズ交換というのはあまりバイクをいじったことのない人でもすぐにできることです。
まずヘッドライトを交換して改善されないときには、次にこのヒューズ交換というのを行うと改善することも多いはずです。
ヘッドライトの点いたり消えたりの修理を依頼したときの工賃
今回のヘッドライトのトラブルではその多くがどこかの配線や接触不良で起きていることが多いです。
電気系にあまり詳しくなければバイクショップに持っていくほうが無難なこともあります。
その工賃の相場ですが、
- 電球などの交換 3000円ほど
- 通電のチェック 5000円ほど
というようなところが相場といえます。
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