メーターバイザーを後付けすることを考えている人も多いかと思いますが、つけたときの効果やデメリットなどの情報は意外とないかもしれません。
メーターバイザーといっても値段で品質もかなり違いますが、今回はメーターバイザーのメリットやデメリットなどについて紹介したいと思います。
メーターバイザーのメリットとは?
メーターバイザーをつけたときのメリットについて列挙していきますと
- 風よけになる
- 雨のときでも雨に多少濡れにくくなる
- 虫などからも顔を保護できるものもある
- 高速走行時の疲労軽減になる
メーターバイザーは大きいほどこれらの効果があるわけですが、つけた後の角度も重要です。
傾くようにしてつけるタイプはそれだけ風などをよける度合いは落ちてしまうようになります。
メーターバイザーの品質が良くないもののデメリット
あまりメーターバイザーのデメリットというのはないのですが、値段によっては品質の良くないタイプもあります。
そのようなメーターバイザーにあるデメリットとしては
- 取付け金具の弱いものもある
- 説明書のないものもあり初心者では取付けに苦労してしまうこともある
- ステーの加工が必要なものもある
- 取付けネジなどが錆びるものもある
- 取付け時に締めすぎるとクラックすることもある
といったようなものとなります。
品質に関しては5000~6000円前後以上のものにすると失敗したと後悔することは少ないと思います。
この程度の価格以上のものであればしっかりとした材質のものも多いので、風で負けるようなものは少なくなります。
メーターバイザーで視界が悪くなる?
メーターバイザーでも色付きのタイプもあれば透明のものもあります。
ただ透明といってもヘルメットと同様に雨の日は水滴がついて視界が悪くなるのではとイメージしてしまいますし、またカラータイプは視界が晴れでも良くないのではと考えてしまうかもしれません。
ただメーターバイザーを通してずっと乗るということもありませんし、
- ネイキッドは体を起こし気味に運転するのでメーターバイザーで直接視界が悪くなることは少ない
- メーターバイザーの大きさを工夫すれば視界が悪くもならない
メーターバイザーを小さいタイプにしても少しは風よけにはなりますが、走行中に風がヘルメット箇所に上がってくるような感覚があります。
もちろん体を後方に持っていかれるというほどでもないのですが、慣れれば問題はないかと思います。
メーターバイザーで最高速が落ちる?
メーターバイザーというのは一般的には風よけということで抵抗になります。
そのためイメージ的にメーターバイザーによって最高速が落ちるのではと考える人も多いかもしれません。
たしかに最高速が落ちることは多いのですが、
- メーターバイザーの角度
- メーターバイザーの大きさ
- 整流効果
の程度によって変わります。
整流効果を計算してつければ実は最高速がかえって上がるというようなケースもあります。
ただどちらにしてもメーターバイザー1つつけて最高速への影響が劇的に大きいというほどでもないので、レースに出るということでなければ誤差の範囲内と考えても良いでしょう。
メーターバイザーの取付け時の注意
メーターバイザーのボルトは締めすぎればクラックにつながることもあります。
ただ締めるのが弱いと次第に緩まってメーターバイザーが地面に落ちるということも起きます。
そうなれば割れて買い替えが必要となるのですが、言葉では説明が難しいのですが、
- メーターバイザーの取付けは締めすぎず緩すぎずという状態にする
- 定期的にボルトの緩まり具合をチェックし、緩いときには適度に締める
というようなこともしていく必要があります。
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