車でよくある希望ナンバー制ですが、バイクを買ったときに希望ナンバーがあるという人は多いかもしれません。
結論からいいますとバイクでは希望ナンバー制というのはないのですが、バイクのナンバーがどのように決められるのか、その流れについて解説をしていきます。
バイクのナンバーが決まる流れ
基本的には順番通りにナンバーが配布されていくというような感じです。
- ナンバー発行の手続きですでにナンバーの入ったゴム印を押される
- 手続きの順番通りにそのゴム印と同じナンバーが割り当てられる
ということで手続きする段階での最も小さなナンバーが当てられるというような感じになっています。
バイクの希望ナンバー制が導入される可能性はあるのか?
上のようにバイクのナンバーは車のような希望ナンバー制がないということですが、個人的には今後もバイクには希望ナンバー制の導入はないと思っています。
- バイクは車ほど台数が多くないこと
- ライダーの人数も車よりも少ないので希望ナンバー制のニーズが少ないこと
というのが主な理由となります。
バイクナンバー発行での不正の歴史
あまり大きな声ではいえませんが、昔は陸運局の担当者と仲が良ければ好きなナンバーを発行してもらうということもできました。
このようなバイクのナンバー発行が不公平ということで以前問題となり、今はナンバーは順番通りに発行していくというようになっています。
好きなナンバーを得る方法
上のように現在は順番通りに割り振られてしまうのがバイクのナンバーですので、
- 現在の発行されているナンバーを陸運局で調べる
- 好きなナンバーの順番になるときに手続きをする
というのが唯一といって良いほど好きなナンバーを得る方法ということになります。
陸運局については実際に行っても良いですし、電話をしても現在の番号を教えてももらえます。
- 現在のナンバー
- 1日にどの程度の数のナンバーが発行されるか?
というような情報も聞けるので電話で目安として聞いておくと良いでしょう。
そして希望するナンバーの順番に近くなれば陸運局に行くというようにしていきます。
バイク業者の希望ナンバーを得る方法
ただ街中でゾロ目など特殊なナンバーのバイクを見かけることもあります。
個人の場合、上でもいいましたように陸運局で粘るという方法しかないわけですが、大きなバイクチェーンなどでは大量登録をして、その中に人気のあるナンバーなどを入手するというような方法をしているところもあります。
余談ですが、個人で陸運局で粘っていて、好きなナンバーになったので手続きにいくと1つ前の人が大規模なバイクチェーンの担当者で狙っていたナンバーを持っていかれてしまうということもよくあります。
バイクショップに依頼して希望ナンバーを得ることもできる?
バイクショップによっては上のような陸運局での粘りなどを依頼すれば代行してくれることもあります。
かなり待たないといけないナンバーだと難しいですが、
- 末尾を7にしたい
- 下2ケタを19にしたい
など割合すぐに配布されるナンバーであれば何とかしてくれることもあります。
どうしても気に入らないナンバーを変更できる?
特に好きなナンバーはなくても不吉なナンバーで変えたいということもあります。
たとえば
- 4444
- 9999
などではよくあります。
この場合には
- ナンバー棄損に該当している
- ナンバー紛失に該当している
- 一度廃車手続きをして、その後に再度登録をする
ということで費用はかかりますが、不可能ではありません。
またナンバーが変わるので保険などの変更手続きも必要となります。
ナンバー棄損というのはナンバープレートが曲がったり、傷が入ったりという場合に行う手続きですが、故意にしてはいけません。
あくまでも自然な棄損を対象としたものなので間違えないようにしましょう。
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