タンクパッドというパーツを聞いたことのある人もいるかと思いますが、どのような機能で、果たして自分のバイクには必要なのかということはしばしば迷うところではないかと思います。
今回はタンクパッドについて紹介したいと思います。
タンクパッドが必要な人とは?
簡単にいいますとタンクへの傷が気になる人だけがつければ良いのがタンクパッドです。
私もタンクパッドをつけているバイクもありますが、タンクへの傷が目立つ車種などはつけても良いかもしれません。
タンクパッドの役割とは?
上でも少し紹介しましたがタンクパッドの役割は2つあると考えて良いです。
- 傷の防止
- 着座位置の調整
傷については服のボタン、ズボンのジッパー、ジャンバーのファスナーなどと擦れるだけでもつくこともありますが、このような傷をある程度予防してくれるようになっています。
着座位置については特にレース仕様のバイクで関係してくるのですが、ブレーキング時に着座位置がずれることもあるので、そのような位置のずれを防ぐためにつけるということになります。
着座位置の調整については一般道を走るだけであれば問題にしなくても良いでしょう。
タンクパッドはどの程度の値段するのか?
タンクパッドはネットオークションでも手に入りますが、だいたい3000円くらいから買えると思います。
ある程度値段で品質や傷のつきにくさも比例してくるので、3000~4000円前後のものから入手すれば問題ないかと思います。
ただバイクによって適合するタンクパッドの形状が違うので適合するかどうかよく調べて選ぶようにしてください。
タンクパッドの貼り方はどうすれば良いのか?
タンクパッドは業者に依頼するほど難しくもありません。
貼っておかないといけない時間もあるので、下のようにして気長に乾くのを待ちます。
- タンクをきれいにする
- シリコンオフなどでワックスや油汚れを取る
- その後にタンクパッドを貼る
この後およそ1日ほどおくと乾くのでそれまでは触らないようにして放置します。
脱脂のときにパーツクリーナーを使うという人もいるようですが、あまりおすすめしません。
- 塗装が痛む
- 乾燥した後も成分が残ってしまう
このような理由があるのでシリコンオフのほうが良いということになります。
タンクパッドは一度貼ると剥がせない?
タンクパッドは最初からついている車種もありますが、正直いって強力に接着されるので剥がすほうが大変です。
方法によっては塗装も一緒に剥がしてしまうことも多いので、あまりおすすめしませんが、
- 糊に灯油を当てて20分ほど放置した後にヘラで剥がす
- ドライヤーで温めてからヘラで剥がす
などというような方法を行います。
ヘラは樹脂製のものが塗装を痛めにくいのでおすすめです。
タンクパッドに抵抗がある!どうすれば傷を予防できる?
ただタンクパッドの見た目などでどうしても貼るのに抵抗があるという人も多いのではないでしょうか?
そのようなときには
- 透明のタンクパッドを貼る
- タンクに傷がつかないように乗り降りする
- 最悪傷がつけば補修する
というような方法もあります。
タンクの傷の補修ですが、
- ワックスで傷を目立たなくする
- 研磨剤入りのワックスで傷を消す
というような方法もあります。
ただ研磨剤入りのワックスは塗装を痛めてしまうこともあるのでやりすぎには注意してください。
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