バイクで教習所に通っていると教習者について疑問に感じることがいくつか出てくるかと思います。

おそらく多くの場合には自分のバイクを持っていないと思いますし、また乗っていない人はさらに多いと思います。

そのため教習車が改造されていることにも気づかないかもしれませんが、どのあたりが普通の市販されたバイクと違うのかについて解説をしたいと思います。

 

教習車のランプは違う

 

教習車のバイクではランプがかなり多いと思います。

これは指導員から見てそのライダーがどのような操作をしているのか遠くからでもわかるようにしているためです。

詳しくいいますと教習所次第でそのランプの改造の仕方はやや違うのですが、一般的なところをいいますと

 

  • 緑 1速
  • 黄 2速
  • 白 3速
  • 紫 4速
  • 水色 速度が40キロ以上出ているかどうか?
  • 青 フロントブレーキがかかっているかどうか?
  • 赤 リアブレーキがかかっているかどうか?
  • オレンジ エンストしているかどうか?

 

というようなところがランプで表示されることになります。

車だと指導員が同乗するので緊張しますが、バイクでもこのような基本的なところは同乗していなくても見られているので注意しましょう。

 

教習車のランプの位置

 

ヘッドライトの上あたり、また後部にはテールランプの上あたりにそれぞれ同じようにランプがあります。

ただ後部には赤のリアブレーキだけランプがありません。

これはテールランプを見て判断できるからないということです。

 

大型バイクのランプは普通二輪と違うのか?

 

普通二輪の取得後に大型も目指しているという人も多いかもしれません。

やはり大型に進んでもランプ類が多くついていることがわかりますが、種類は普通二輪と同じです。

上でも列挙しましたが変速からエンストまですべてほぼ同じ箇所がランプで外観からわかるようになっているといって良いです。

教習所にもよりますが、大型だからといってランプ類を追加して改造するところは少ないと思います。

 

バイクの教習所で5速に入れると減点?

 

上のように変速状態も指導員にバレるので5速などに入れると注意を受けることになります。

通常教習所ではそこまで速度は出しませんので5速などは必要ないからです。

 

  • 発進で1速
  • コーナーで2速
  • 直線で3速

 

というのが通常のギアの使い方です。

ということで教習所では3速まででまず事足りますし、あっても4速までといえます。

よくあるのが今何速かわからなくなるということですが、上のように公道とは違って3速あたりまでしか出さないので数えていくとまず問題ないでしょう。

公道ではまた違うのですが、教習所では3速までと割り切って数えていくと注意を受けることもなくなるはずです。

 

ランプを利用して実は何速かわかる?

 

この教習車のランプは夜になると実は乗車席からも色が何となくわかります。

覗き込むと指導員にランプの色を見ているのがバレるのでダメですが、そっと見ておくと今何速なのかつかむ情報源として使えるわけです。

昼間は使えないかもしれませんが、晴れでなく曇りでも色はやはり何となくわかります。

どうしても今何速かわからないようになる人は最後に使ってみて欲しいテクニックです。

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