バイクの教習には一定の期間がありますが、それを超えてしまうと今までの教習内容は無駄になってしまいます。

また決められたカリキュラムを受講しなければいけませんが、忙しくてなかなか受講できない人の教習所の期間についても紹介したいと思います。

 

社会人でバイク教習所はどの程度の期間通うと免許が取れる?

 

社会人になってからバイクの教習所に通うというときには

 

  • 平日はなかなか通えない
  • 土日でまとめて教習所に通う

 

このようなケースでは2~3ヶ月通うこともあります。

最短ですと残業のない平日も通うということも含めれば1ヶ月という人も多いと思います。

 

土日しか教習所に行けない!どの程度の期間がかかる?

 

普通二輪の教習内容といえば

 

  • 技能 19時間
  • 学科 26時間

 

となります。

仮に土日のみしか通えないというような人でも1日で2時間程度は受講できます。

 

45時間 ÷ 2時間 = 23日(12週ほど)

 

かかる計算になります。

12週ということで4ヶ月弱となり、仮に土日しか通えない社会人でも十分に教習期限内に修了することができるといえます。

さらに自動車免許があれば学科免除となる部分もあって、その場合2ヶ月強で修了できます。

 

技能講習の1日の受講限度

 

技能講習を土日は1日丸ごと受講すればさらに短縮化できそうなものですが、実際には学科と違って技能では受講時間に制限があります。

 

  • 1日2時間まで
  • 第2段階からは3時間まで

 

ということで段階によって多少制限は緩くなるところもあるものの、土日を1日中技能のみに当てることまではできないわけです。

 

バイクの教習所に通う期間を短くできる人とは?

 

バイクはクラッチ操作などいくつか特有の要素もあるので、基礎知識といいますか経験がどの程度あるのかも教習期間に影響してきます。

 

  • 自動車免許はMT(AT限定でない)である
  • 教習所は自宅や会社から近いところにして移動時間を極力減らす
  • 雨の日も講習を受けていく
  • 運動神経も普通程度以上はある

 

ということであれば社会人でも1ヶ月程度で教習所に通う期間を短くすることができます。

運動神経が鈍いほど補習が必要となるのでその分だけどうしても教習期間が長くなる傾向にあります。

また自動車免許を持っていれば学科はほぼ免除となるので、その分も短縮できることになります。

 

短い期間でバイク講習を受講できる教習所の条件とは?

 

教習所といっても実は受講時間などいくつか条件が違うこともあります。

特に忙しい人向けの条件の違いを列挙していきますと

 

  • 自宅などから近い教習所にする
  • 夜間講習(20時以降)のあるところを選ぶ
  • 二輪なしの教習所もあるので注意する
  • 土日の混雑具合いが教習所によって違う

 

社会人であれば夜間講習の実施されている教習所のほうが期間を短くできるでしょう。

これは外からはわかりませんが、土日に特に混雑してしまう教習所もあります。

社会人にとっては土日をどれだけ有効的に使えるのかは期間短縮のポイントとなってきますが、あらかじめ土日の混雑度合いを確認して受講先を決めるというのも良いでしょう。

また教習所によって教習費用が多少違うのですが、社会人のように時間があまりない人の場合には多少の費用よりも移動距離がなく近いところが後々まで有利になってきます。

費用にあまり気を取られすぎないようにするのも期間短縮では実は重要といえます。

一般的に春の時期は教習所の受講生は混む傾向にあります。

そのためこの時期を避けていくと技能講習も1日2時間や3時間フルに受講していくこともできることも多いです。

逆に春ごろは1日1時間しか技能講習の空きがないということも多いので、社会人であれば春ごろは避けたほうが良いかもしれません。

 

教習期限9ヶ月でどこまで修了すれば良いのか?

 

教習所に行くとはじめに教習期限という話が出てきます。

特に社会人など忙しい人であればこの期限ぎりぎりになってくることがありますが、

 

  • 教習期限に卒業検定は含むのか?
  • 教習期限内に教習のみ修了すれば良いのか?

 

と悩む人もいます。

答えは2つめで、教習期限内に卒業検定まで修了しなくても良いのです。

その後卒業検定は3ヶ月の検定期間が設定されるので教習期限内に卒業検定まで考えなくても良いです。

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