バイクのエンジンがかからないというときでも、特にセルを回したときに
- ジジジ
- ジリジリジリジリ
というような音がしてかからないというときもあります。
この音の正体やエンジンのかからない原因について解説をしていきます。
バッテリーの低電圧によるジジジという音とエンジンがかからない
ジジジという音で最も多いのはバッテリーが原因となります。
特にバッテリーの低電圧によってエンジンがかからないときに出やすい音です。
バッテリー不良にもいくつか原因がありますので、切り分けして紹介していきます。
ジジジとバッテリーが原因で音がする原因
原因を列挙していきますと
- バッテリーが安物
- バッテリーが劣化している
- バッテリーの端子が抜けている、抜けかけている
バッテリーの品質や劣化が問題であれば交換をすることが必要となることもありますが、端子が抜けているときには充電をして接続しなおすと症状は出なくなることが多いはずです。
バッテリー劣化の原因
バッテリー劣化が起きるケースはいくつかありますが、
- 経過年数による経年劣化
- 冬眠などでバイクに乗っていない期間があった
- ヘッドライトなどライト類の消し忘れ
などが考えられます。
該当しているものがあればそれが原因という可能性は高いですが、冬眠でバッテリーの劣化を起こさない方法については下のページで解説しています。
次回の冬眠からはこの方法でバッテリーの管理を行うようにしてください。
ライト類の消し忘れがあったときには、押しがけをしてエンジンをかけて、30分ほど走るようにすれば症状は出なくなります。
バッテリー以外のジジジという音の原因
バッテリー以外でもまれにジジジという音が出る原因は存在することもあります。
これも列挙していきますと
- レギュレーターの不良
- マグネットスイッチの接触不良
- スターターリレーの不良
- セルモーターのギアのかみ合わせが悪い
- モーター内部に劣化や故障箇所がある
というようなものなどがあります。
ライト類の点灯は正常!でもジジジ!原因はバッテリー以外?
今回のようにジジジという音とともにエンジンがかからないときでもライト類は普通に転倒するということもあります。
そのためバッテリーの劣化などが原因でないと考える人もいるのですが、ライト類とエンジンをかけるときの消費電力には大きな違いがあります。
そのためライト類が点灯したからといってバッテリーが正常とはいえないです。
バッテリーの寿命を調べる方法
バッテリーを最近新品に交換したばかりというときでも絶対ではありませんので、今回のようにジジジという音とともにエンジンがかからないというときもあります。
また古いバッテリーでも当然異音とともにエンジンがかからないというときも出てくるようになりますが、その調べ方としてはテスターによってバッテリーを測定することです。
12.5ボルト程度以上あればバッテリーの劣化ではないので別の原因によってエンジンがかからないという症状が出ているといって良いでしょう。
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