バイク屋開業や就職に関心のある人もいるかもしれません。

私もバイクショップを開業していますが、年収はどの程度なのか興味のある人もいるようです。

私だけの年収を記載しても客観性もないかと思いますので、知り合いのショップの話も含めて今回はバイク屋の年収について解説をしていきます。

また有名バイクチェーンに就職したときの年収も合わせて紹介します。

 

バイク屋の仕事とは?

 

まずバイク屋を開業してどのような仕事をしていかないといけないのかということですが、一般的なイメージでいいますと販売と修理だけというような感じかもしれませんが、実際には仕事の幅はもっと広くなります。

 

  • 仕入れ
  • 販売
  • 登録
  • 自賠責、任意保険など保険手続き
  • 車検手続き
  • 修理や点検

 

このようなところがバイク屋の仕事となります。

個人経営のバイクショップではこれらすべてを1人でしなければいけないわけですが、実際にはまず無理です。

そのため整備と事務部門とが分かれていて、担当を分けることも多いです。

どうしても人が足りない個人経営の店では販売と修理だけするなど業務幅を狭くするというような対応のところもあります。

ただその場合にはライダーの要望にこたえきれないのでどうしても売上が伸びないというようになります。

 

個人経営のバイク屋の年収

 

バイク屋でも横のつながりもあるので意外と年収といった種類の話は耳に入ってきます。

バイク屋でも規模の違いというのもあって

 

  • 従業員数
  • 店のロケーション

 

などでもかなり利益率が違ってくるのでバイク屋の年収も違ってきます。

ただ一般的には

 

  • 個人経営のバイク屋店長 年収500万前後
  • 従業員         年収300万前後

 

というようなところではないかと思います。

従業員に関しては保険や事務手続きだけを担当するのであれば契約社員などとなることもあってもう少し年収が低いこともあります。

 

大手バイクチェーンの年収はどの程度?

 

バイク関連の仕事であれば開業しなくても大手バイクチェーンに就職するという方法もあります。

大手なので賞与が出ることもありますし、また個人経営よりも経営は安定しているのでおすすめですが、年収は経験やスキルでかなり違うようです。

 

  • 店長   年収350万~
  • 店長以外 年収300万~

 

それぞれ幅があるので書きにくいのですが、特に店長には歩合がつくので売上に貢献できている人はもっと年収が高い人もいます。

店長以外でも歩合のつくところもあるので、上の金額は最低の基準を記載しています。

店長でもそうでもなくても最終的には店の売上に貢献しなければいけません。

そのため必要なスキルとしては

 

  • 整備能力
  • バイク市場への精通や情報力
  • 顧客対応力やホスピタリティ

 

といったところは必要となってきます。

私もそうですがバイク好きでバイク屋の道に入ると顧客対応というのが難しいです。

販売価格だけで比較する人もいますが、店長との相性で購入店を選ばれるのでどう選ばれるのかということは就職でもバイク屋開業でも最大に重要といえるでしょう。

 

バイクの新車販売は儲けがない?バイク屋の収入源とは?

 

しばしばいわれるのですがバイク屋は新車を売っても利益がないということですが、これは事実です。

定価で販売できてはじめて少しだけ利益が出るという程度で、とても収入源とはなりません。

 

  • 保険代  国や保険会社にそのまま支払うので利益にならない
  • バイク代 メーカーにそのまま支払うのでやはり利益率が低い

 

というのが実際のところです。

バイク屋で儲けを出すには

 

  • 新車時のオプションで稼ぐ
  • 車検、メンテナンス、修理で稼ぐ

 

というようにまずしなければいけないといえます。

 

新しいバイク屋の形で稼げる?

 

私の知り合いにもいるのですが、ネットオークションで稼ぐ人もいますが、その人の年収は少し個人経営のバイク屋よりも高めです。

 

  • 中古バイクの転売
  • 中古バイクを買い、パーツレベルで販売

 

というような形態となりますが、1人でやっていても年間の売上は1000万を超えているようです。

人件費もかからないので利益率も高いようです。

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