車と同じようにバイクも後方からみてナンバーが夜間にも見えるようにナンバー灯がつけられています。
しかしまれにナンバー灯がない、あるいは色が違うというようなこともあり車検などで通らないことも出てくることもあります。
今回はバイクのナンバー灯の有無、そして色について車検などともからめて解説をしたいと思います。
ナンバー灯なしは道路交通法違反?
ナンバー灯なしというのはしばしば捕まっていることもありますが、ナンバープレートの折り曲げなどで見えにくくしているのと同じとみなされます。
ナンバープレートについては道路運送車両法第19条(ナンバー表示義務)に定めがありますが、罰金5万の罰則もあります。
ナンバー灯なしの状態では車検はもちろん、公道走行中に警察に指摘されることもあるので注意してください。
ナンバー灯がはじめからない!それでも捕まる?
ナンバー灯を指摘されてはじめてないことに気づくということもありますが、この場合は
- 前所有者がカスタムをしていた
- 輸入車ではじめからナンバー灯がなかった
というようなことが多いです。
輸入車などでも日本に入れる段階でナンバー灯はつけないといけませんが、はじめからないという車種は公道を走れないように日本ではなっているので後付でも良いのでナンバー灯を設置するようにしましょう。
ナンバー灯の色は白しかダメ?
またナンバー灯では色も重要です。
一般的には白色となっているかと思いますが、保安基準では白色だけしかナンバー灯は認められていません。
そのためよくあるのは
- 青色
- 黄色
- ピンク
などでは公道を走っていても捕まる可能性もありますし、車検では当然通りません。
最近ナンバー灯もLED化されることもでてきていますが、LEDになると白色でも青のように見えるものもあります。
車検対応であれば問題ありませんが、あまりに青っぽく見えるナンバー灯はおすすめしません。
ナンバー灯なし、白色以外でいきなり捕まる?
ナンバー灯が今回のようにない、また白色でないというときに車検ではいきなり通らないというようになります。
では公道では警察の対応はどのようになるでしょうか?
- まず多くのケースでは指摘で終わる
- いきなり切符を切られるというほうが少ない
というようになっています。
ただまれといっても良いかもしれませんがいきなり切符を切られる時期もあります。
そのためナンバー灯の色も怪しいと思えばまず白色にするほうが良いです。
反則金も痛いので無難なナンバー灯にしておきましょう。
ナンバー灯が切れた!切れたことにどうやって気づく?
バイクは前方のヘッドライトの切れなどには気づきやすいのですが、今回のナンバー灯が切れていることになかなか気づかないという人のほうが多いかもしれません。
マニュアル的には運行前点検をすればナンバー灯の切れにも気づけますが、なかなかそこまでできないこともあります。
またナンバー灯については警告灯もないのでメーター類などから気づくこともできません。
そのためツーリングなどで連れから指摘してもらえないというときには、公道で警察に指摘されてからはじめて気づくということが多いかもしれません。
車検のあるバイクであれば車検の整備中に気づくこともありますが、上でもいいましたようにいきなり一発で切符を切られることは少ないので、公道で指摘を受ければすぐにナンバー灯の交換をすれば良いでしょう。
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