バイクのセンタースタンドのある車種でも立てるのが大変ということで意外と使えていないということが多いのではないでしょうか?
センタースタンドのメリットもあるので使えるようにしておきたいところですが、立て方は力の有無だけでなくコツもあるのでいつでも使えるようにしておきましょう。
センタースタンドの使い時とは?
結論からいいますとバイクではセンタースタンドもサイドスタンドもあるほうが良くて、路面や気候の状況に応じて使い分けするほうがバイクには優しいです。
センタースタンド
- 長期保管で使う
- 盗難の可能性があるときに使う
サイドスタンド
- 地面が砂利など路面状況が良くないときに使う
- 台風など風の強いときに使う
「センタースタンドVSサイドスタンド!どっちで駐車するべき?」
というようになります。
夜間だけ止めるのであればサイドスタンドだけで問題ないのですが、冬の間など数ヶ月に及ぶような長期保管のときにはセンタースタンドでタイヤに荷重がかからないようにするほうが良いです。
センタースタンドを立てるコツ
センタースタンドは非力な人だと苦労してしまうこともありますが、力があればセンタースタンドが楽に立つということでもありません。
センタースタンドを立てるコツとしては
- バイクをまっすぐにした状態で立て始める
- ハンドルもまっすぐにする
- 後部にあるクラブバーを右手で持つ
- 左手はハンドルを持ち、曲げずにまっすぐにする
- 体はバイクに密着させて力が逃げないようにする
- スタンドに全体重を乗せる
- バイクをセンタースタンドで立てるときには持ち上げるのでなく、斜めに引き上げるような感覚で行う
- 引き上げるときには曲がった体を後方に引き伸ばすような感覚で行う
- 引き上げるときには左手に力を入れずに足で踏み込むことにより意識を持っていく
センタースタンドは手を使って立てるというのは間違いでしんどいです。
特に左手はハンドルをまっすぐに維持することにだけ使い、引き上げることにおいて左手の力は使わないようにします。
同じように右手もシートなどを力を入れて引き上げるのでなく、バイクのバランスを崩さないように軽く後方に引くように使います。
センタースタンドを踏んでいる足と、そして腰など体全体を使って引き上げるような感覚で行うと体が小さくても楽に立てることができるようになります。
センタースタンドでも足で踏んでいる箇所を支点にして後方にバイクを引き上げるというのが正しい立て方で、この方法では足の踏み込みさえできればそう力も必要ではありません。
ほとんどのケースで体重よりもバイクのほうが重いので、そのような自分よりも重いものを扱うにはテコの原理を利用するのが効果的です。
センタースタンドを外すときの注意点
ではセンタースタンドを立てて、その後解除して走行するときの注意点です。
センタースタンドが立っている状態でバイクを前に押すようにすれば良いのですが、手でブレーキはかならず握っておいてください。
センタースタンドから降りた力があるのでブレーキを持っていないとそのまま体ごと前に流れて転倒してしまうこともあります。
センタースタンドの立て方を練習する方法
センタースタンドの練習はいきなりバイクを使っても良いのですが、
- 自転車で模擬練習をする
- 砂利などは特にセンタースタンドを立てるのが難しいので、舗装された道の上で練習する
というようにしていきます。
特に駐車場が砂利であれば、いきなりその砂利の上で重いバイクで立てようとするのは難しいと思います。
少なくてもはじめは舗装されたところでセンタースタンドの扱いに慣れるようにしてから砂利にいくようにすると良いでしょう。
センタースタンドを立てるコツを近くで実演して欲しい
センタースタンドを立てるコツは上のようなものですが、それでも難しいというときには近くでうまい人に実演しながら解説してもらうと良いです。
しかし近くにバイクに詳しい人もいないということもありますが、このような場合には
- 教習所に聞きに行く
- バイクショップを利用する
というような方法もあります。
バイクショップではタダで聞いても良いのかもしれませんが、一番良いのはエンジンオイルの交換などは定期的に行わないといけませんので、そのときに工賃を払ってそのときに合わせて聞いてみても良いでしょう。
今後の取引もありえるので嫌な顔はしないと思います。
私ならもちろん実演してレクチャーすると思います。
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