バイクも古くなってくるとハンドルロックができないというようになってくることもあります。
本格的にハンドルロックが故障していればバイクショップに持ち込むことも必要となりますが、まずは簡単に試せる方法でハンドルロックができるのか確認していきましょう。
ハンドルロックしようとして鍵が抜けない
ハンドルロックをして左にハンドルを傾けた後に鍵が抜けないのでロックできないということもあります。
この場合には
- ハンドルを左に切る
- キーを回しつつハンドルを左右に揺らす
というような方法でハンドルロックをかけられるように鍵が抜けることもあります。
ハンドルロックの箇所はハンドルを左にフルに切るのでなく、その少し手前にハンドルロックの箇所があります。
ハンドルロックでキーが途中で止まる
転倒などバイクに衝撃が加わることでハンドルロック中にキーが回らないで止まってしまうというようになることもあります。
この場合ハンドルストッパーがゆがんでしまっていることもあります。
ハンドルストッパーの修理をすることでハンドルロックも正常にできるようになることが多いかと思います。
問題はストッパーの修理では工賃が高くなりがちということで、ハンドル回りの分解と溶接が必要となることが原因となります。
キーを挿しても回らない!ハンドルロックの解除ができない
逆にハンドルロックの解除でキーを挿しても回らないので解除できないということもあります。
よくあるのは錆によってキーが回らないという原因となっているということですので、
- 鍵穴にクレ556をスプレーしてみてキーが回るか確認
- ハンドルを左右に振ってロック機構に振動を与えてみて、再度キーを挿して回す
というようにしてみましょう。
キーが回らない!その他の原因とは?
解除でもハンドルロックをしようとするときでもキーを挿しても回らないということもありますが、鍵穴でなく他に原因があってキーが回らないということもあります。
- キーを使っているうちに摩耗してしまって回らないようになる
- 鍵穴の摩耗
- 鍵穴に異物が入った
錆というのは放置気味のバイクや、中古車、古い車種に多いのですが、他にもキー自体の劣化ということも回らない原因となります。
このときにはマスターキーなどがあればそれを使うことで普通に回ることもあるので、別の鍵で回るかどうかを試す価値もあります。
盗難にあってハンドルロックできないようになった
バイクの盗難ではハンドルロックの状態からですと鍵穴をドライバーでこじ開けるような手法もあります。
仮に未遂に終わる、また盗難後に戻ってくるときでも鍵穴が大きくなっていたりして修理が必要となることが多いです。
このときの修理としては
- キーシリンダー
- ステム
- アクスルボルト
などの修理や交換を行うことが多く、2~3万程度かかってくることが多いかと思います。
ハンドルロックの故障と修理工賃の目安
ハンドルロックというのは突然故障したり、転倒などによる衝撃で修理しなければいけないことになります。
ハンドルロック自体の故障の修理はパーツ代と工賃を含めて8000円から1万円前後となってくることが多いかと思います。
さらにキー自体の摩耗などで新しいキーも必要とするようなときには1本3000円前後ということが多いのではないかと思います。
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