バイクを買ったばかりなどというようなときにはガソリンスタンドでの給油1つにしても疑問に思うことがいくつかあるかと思います。
今回は特にバイクのガソリンスタンドでの給油についてよくある疑問についてまとめて解説したいと思います。
セルフでの給油方法
セルフであればバイクの免許を取ったばかりでも自分で給油しなければいけません。
センタースタンドがあればそれを立てて安定している状態で給油すれば良いのですが、車種によってはセンタースタンドがないこともあります。
このときはサイドスタンドを立てて給油するようにしましょう。
- バイクにまたがったまま給油
- 手でバイクを支えているだけの状態で給油
このような給油方法は危ないので絶対にやめてください。
有人のガソリンスタンドで給油中にバイクから降りる?
有人のスタンドであれば給油するときにバイクにまたがったままでも可能ではあります。
しかし事情もあってスタンドの店員から降りて欲しいと要請されることもあります。
- ガソリンが服に飛んで付着してしまう
- ガソリンが引火したときに慌ててバイクから降りて倒してしまうなどトラブルになることもある
- ガソリンの蒸気をライダーが吸ってしまわないようにするため
などいくつかの理由があります。
また給油作業で邪魔になるということもあるのでできるだけ給油中はバイクから降りるほうが良いといえます。
バイクに乗っていないとガソリンが満タンになりにくいのですが、ガソリンは意外と危険物であるという危機認識を持つようにしてください。
有人のガソリンスタンドに入っても無視された
セルフであればスタンドに入って後は自分で給油、入金やおつりの受取りといった作業を行います。
しかし有人のスタンドであれば車もバイクも入った段階で店員が近づいてきて案内をしたり、給油作業に入ってくれるのが普通です。
しかしごくまれに有人スタンドでも店員に無視されるようになることもあります。
店員がバイクの入ってきたことに気づかなかったというのがほとんどの理由ですが、このときには
- バイクを降りて店員に声をかける
- バイクを吹かせて音で店員に気づかせる
というようにしていけば良いです。
ちょっと不愉快になりがちなスタンドでのシーンですが、バイクはどうしても車よりも小さいのでしばしばあることなので有人スタンドに苦手意識を持たないようにしてください。
有人スタンドでタンクは誰が開けるべき?
有人のスタンドに入ってガソリンタンクを開けるという作業が必要となります。
このタンクを開けるというときには
- 鍵を店員に渡す
- 鍵を指したままにして店員が鍵を抜く
というようにすれば通常タンクを開けて給油までしてくれることが多いかと思います。
しかししばしば鍵を渡してもタンクを開けてくれない、開けさせたくないというところもあります。
- 店員がまだ給油に慣れていない
- タンクキャップを変なところに置かれたくない
- 無理にタンクキャップを閉めて壊されたくない
などというようなときがあるからです。
私は特に気にせずに店員にすべて任せるのですが、気になる人はごくまれに変な店員もいなくもないので自分でタンクキャップを開けて閉めることまでするほうが良いかもしれません。
セルフスタンドでガソリンを満タンにするのは危険?
最近のスタンドのノズルはほとんどがオートストップといってタンクが満タンになれば自動的に給油がストップするようになっています。
しかしバイクのタンクではノズルを奥まで差し込めないので、このオートストップが機能しないこともあります。
気づかないまま給油しているとガソリンがあふれることもあるのですが、バイクの給油では手元を見ながら給油量を確認していくようにしましょう。
またあまりノズルを奥まで入れればタンクが満タンになる前にオートストップが機能して給油が止まってしまうこともあります。
バイクでガソリンを満タンにする給油方法としては
- あまりノズルを奥まで入れれば満タンになる前にストップしてしまう
- ノズルは給油の途中から入れる箇所を少なくする
- 満タンに近くなればレバーを軽めに握るようにして少しずつメーターも見ながら給油していく
というようにします。
ただバイクは走れば熱が加わるのであまり満タンのギリギリまで給油しないほうが良いです。
無難に考えれば9割前後給油できれば良いという程度に空きがあったほうが変な漏れなどはなくなります。
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