バイクではまれにニュートラルランプがつかないようになるというエラーが起きることもあります。

点灯するときもあれば、点灯しないこともあるというのがよくある現象ですが、ニュートラルランプの異常の原因について解説します。

 

ニュートラルスイッチの不具合

 

まず考えられるのはニュートラルスイッチの不具合です。

中古車購入をしたときには最初から劣化しているということもあるので、このニュートラルスイッチの交換で不具合が解消されることもあります。

このニュートラルスイッチの交換は4000円前後のはずなので、比較的安くできるようになります。

 

グリップスイッチの不具合

 

セルボタンにあるグリップスイッチというパーツありますが、この不具合の可能性もあります。

グリップスイッチの不具合であればニュートラルランプ以外の

 

  • ウインカー
  • その他の電装系

 

にも点灯しないというトラブルが起きています。

ニュートラルランプのみの不具合であればこのグリップスイッチは軽く確認して異常でなければ今回の原因ではない可能性は高いです。

 

ニュートラルランプの配線不良

 

ニュートラルランプ自体の配線不良という可能性もありますが、この原因は主に3つ考えられます。

 

  • ニュートラルランプからバッテリーまでの配線不良
  • ニュートラルランプからアース間の配線不良
  • ニュートラルランプの電球切れやソケットの劣化

 

どれに該当しているのかはテスターで特定します。

テスターがなければバイクショップで診断するようにしましょう。

簡単に原因を切り分けるとすれば

 

  • ニュートラルランプのあるメーターか計器盤を軽くたたき、チラチラしたらメーター内の接触不良が原因であることが多い
  • シフトレバーを軽くいじって点滅すればニュートラルスイッチが原因
  • どちらにも該当しなければメーター内の接触不良が原因であることが多い

 

というようになります。

配線などの状況はばらすことができればある程度確認することもできますし、錆が汚れで接触が悪くなっていることもあります。

錆や汚れを落とすだけでニュートラルランプが元に戻ることもあります。

 

ニュートラルセンサーの内部断線

 

これはあまり可能性としては高くないのですが、ニュートラルセンサーの内部断線ということが原因となっていることもあります。

ニュートラルに入れ直すと点灯することもあるというときによくある原因です。

このニュートラルセンサーの交換も難しくはないのですが、自信がなければバイクショップに持っていくようにしてください。

工賃はやはり高くはないはずです。

 

バッテリーの劣化

 

ニュートラルランプの点灯がおかしい場合にはバッテリーの劣化もありえます。

ただバッテリーの劣化であればニュートラルランプのみの点灯がおかしいとはなりません。

他の電装系も不具合が起きているときに疑うべき原因となります。

たとえばエンジンの回転数が上がればヘッドライトなども明るくなるようであればバッテリーの劣化を疑うこともできます。

 

バッテリーの寿命やその4つの症状

 

ニュートラルランプの点灯しないと単純なミス

 

ニュートラルランプの点灯しないというケースでは意外と単純な原因があるときもあります。

 

  • バッテリーの接続を間違えている
  • ヒューズが切れている

 

このようなところも一応確認してみて欲しいと思います。

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