バイクのスクリーンも車検の通る、落ちるという基準に含まれます。
スクリーンの車検の基準についても情報は入ってきにくいかもしれませんが、よくあるスクリーンで車検に落ちやすいポイントについてまとめて解説したいと思います。
スクリーンに傷があると車検に通らない?
スクリーンは飛び石などでヒビが入ることもありますし、転倒などで割れてしまうということもあります。
このスクリーンのヒビなどは意外と車検で厳しく判断されるのですが、割れやヒビが少しでもあると通らないこともあります。
ヒビなどでも安全に運転できないと判断されるというのがその理由です。
スクリーンにステッカーを貼ると車検に通らない?
スクリーンにステッカーなどを貼っているという人もいるかと思います。
このステッカーについては視界を遮る場所に貼られているのかどうかで判断されます。
視界を遮るような位置のステッカーは車検に通りませんが、それ以外では問題ありません。
スクリーン自体もそう大きなものでなく、スクリーン自体が視界に入らないようなタイプであればステッカーを貼っていても車検には特に影響してこないといえるでしょう。
スクリーンのスモークタイプは車検に通らない?
スクリーンもクリアタイプでなく
- スモーク
- ミラー
といったタイプもあります。
このようなスクリーンについてもステッカーと同様に視界を遮るかどうかで判断します。
視界のはるか下のほうまでしかないスクリーンであればスモーク、ミラータイプでも風除けの用途と判断されるので車検には通ります。
スクリーンの角が鋭利なものは車検に通らない?
色や透過性よりもむしろ車検で落ちやすいのは角の鋭利なタイプのスクリーンです。
安全性からの問題なので、鋭利なタイプはガードをつけると問題なく車検に通ることが多いです。
スクリーンを固定するネジが取れていると車検に通らない?
スクリーンを車体に固定するネジとして5つなど複数あるかと思います。
ただ走行しているとこのネジは緩むことが多く、場合によってはすでにネジのいくつかがなくなってしまっているということもあります。
安全上好ましくはないのですが、結論からいいますとネジがいくつか外れていても車検には問題なく通ります。
ただあまり揺れるようであれば良くないので、一度外してみてボルトで固定するなどとするほうが安全上は良いでしょう。
スクリーンの高さを変えると構造変更申請が必要?
スクリーンを純正から変えると構造変更申請をしなければいけないこともあります。
- 高さ ±4センチ
- 幅 ±2センチ
までの変化であれば構造変更は必要ありません。
構造変更自体は寸法を計測されるなどとなりますが、そういつもの検査内容と変わることがありません。
ただ
- 継続検査でなくなるので車検切れぎりぎりに受けるほうが期間の損をしない
- ナンバーの登録地でないと構造変更申請ができない
というデメリットもあるので注意して欲しいと思います。
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