アスファルトの道路でも状態によって砂があるようなときもあります。
このアスファルト上の砂というのはバイクにとって天敵の1つで、特にカーブであれば転倒の危険さえもあります。
アスファルト上の砂についてどのように対応すれば良いのかについて解説をしていきます。
アスファルト上の砂へのベストな対処法
直線でしっかりと減速し、カーブでは十分に減速した状態で曲がれるというのが転倒防止の基本です。
カーブの状況によっては砂が直線のときから目に入ることもあるので、事前に可能であれば減速するのがまず最も重要な転倒防止法といえます。
アスファルト上の砂とカーブの意識
カーブでも見通しが悪いと当然砂があることもわかりません。
しかし危険予測という運転上の意識は非常に重要です。
カーブに入る前から
- アスファルトの上に砂があるかもしれない
- 車が停車しているかもしれない
- 水たまりがあるかもしれない
といったかもしれないという意識でカーブに入ることが重要です。
このような危険予測の意識はスピードの出し過ぎ予防にもつながりますし、大半の事故を未然に防ぐことができるようにもなります。
道の状況やエリアでアスファルト上の砂を警戒する方法
あとはアスファルト上に砂がたまりやすい道の知識も持っておくと良いでしょう。
- 海に近い道路
- 崖付近の道路
- 風の強い道路
このようなところではアスファルト上に砂が乗っているということもよくあるので、カーブに入るときには特に注意して減速してから入っていってほしいと思います。
よく走る道路とアスファルト上の砂への対応
またツーリングなどでなくよく走る道路でもアスファルト上に砂があるというところもあるかと思います。
砂も掃除してもまた砂が運ばれてくるというような状況かもしれませんので、その場所を把握しておくことも重要です。
いつも走るような道路で砂のある場所は押さえておいて、そこを走るたびに減速することを忘れないというようにもしていきましょう。
突然アスファルト上の砂に気づく!とっさのときにどう運転すれば良い?
とはいっても突然アスファルトの上に砂があるというように気づくこともあります。
このときにカーブなどであれば砂に気づいたときにブレーキをかけることが等に初心者に多いのですが、砂の上でブレーキをかけるほうが実はかえってスリップしやすくなります。
- 車のわだちがあればそこを走るようにする
- 砂に気づいてもブレーキはかけない
- 特に前輪ブレーキは絶対にかけない
というようにするほうは砂による転倒の可能性は低くできます。
オンロードVSオフロード!砂で滑りにくいのはどっち?
オフロードであればアスファルト上の砂の上でもグリップ力を維持しやすく、転倒しにくいというイメージの人もいるのですが、実際はそうでもありません。
アスファルト上の砂の上を走ればオフロードもほぼ同じようにグリップ力を失って転倒する可能性も出てきます。
また転倒しそうになって態勢を持ち直す確率もそうオフロードが有利というわけでもありません。
アスファルト上の砂については車種であまり大差ないというようにいって良いと思います。
アスファルト上の砂と足の痛み
私も若いころ何度かカーブしていてアスファルト上に砂のあるところを走り、転倒しかけたこともあります。
転倒しそうになって足でバイクを支えたこともありますが、翌日も足が痛かったのを覚えています。
また車と接触し、骨折とまではいきませんでしたが服がボロボロになったこともありますし、痛みを感じるうちに次第にバイクの運転も大人しくなっていきました。
今は年齢もありますが、そう走っていてもヒヤッとすることもありません。
アスファルト上の砂でもいえますが、大半の事故は減速することで避けられますので、若いうちは難しいかもしれませんが安全を第一に大人しい運転をしていくようにしてほしいと思います。
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