バイクは定期点検が必要となってきますが、その費用もショップによってかなり違うこともあります。

ただ定期点検は安いほうが良いともいいきれず、点検項目数などもバイクの健康度という意味ではかなり重要といって良いです。

 

割高に感じやすいバイクの定期点検とは?

 

理想的にはバイクの定期点検といえば

 

  • 1ヶ月点検
  • 3ヶ月点検
  • あとは1年に1度の定期点検

 

というのが無難なスパンです。

転倒や事故をしなければそう故障もないですし、消耗品などの定期交換をしていけばまず問題ありません。

車検義務のあるバイクであれば2年に1度はショップに見てもらうようになるので、そのときに一気に点検もしてもらえるということもあります。

ただ

 

  • 原付
  • 250ccまでの車検のないバイク

 

というのは点検費用は高くなることも多いです。

その理由というのは

 

  • 車検がないので消耗品の交換をしなければいけないことが多い
  • メンテナンスなども一気にしなければいけないことも多い

 

ということである意味で車検と点検とを一緒にしてしまうような感じになるわけです。

そのため点検費用が高くなることもあるのです。

 

定期点検で相対的に安いと感じるための点検項目

 

ただ冒頭でもいいましたが定期点検といってもショップによって内容や項目が違うということもよくあります。

丁寧に点検するのであれば

 

  • グリスアップ
  • 点検とともに調整なども行う
  • ある程度のパーツ分解なども伴う点検

 

というところまで必要です。

ひどいショップになると点検項目をただ文字通りの点検、つまり見るだけであとは何もしないということもあります。

その程度であればバイクに詳しい人であれば自分でもできるわけで、わざわざ工賃を払うほどの内容でもないといえます。

 

定期点検と車検とは違う?

 

車検というのは道路交通法などをはじめとした法律に沿った内容の検査をするだけです。

車検に通さないと公道を走れないので車検は受けるのですが、定期点検というのは故障予防という観点になります。

 

  • 車検 車検を通しても翌日に故障してもおかしくない
  • 点検 故障予防の観点で行うもので、安全面にも大きく影響する

 

といった違いがあります。

ときどきあるのがショップでただ車検に通してくれという要望をされて、その通りにやむなくして翌日故障してクレームが入るというケースですが、この手のクレームはショップとしてはなかなか難しいところです。

 

バイクの定期点検の費用を安くするコツ

 

定期点検の費用は一般的に2~3万といったところが相場になってくるかと思いますが、安くする方法もあります。

少しライダーとしてはしんどいところもありますが、

 

  • エンジンオイル交換など簡単なメンテナンスは自分でする
  • 定期点検でよく交換などをすすめられるときには本当に必要なパーツ交換か勉強する
  • バッテリー交換など大きな費用のかかるものは用品店で購入し、自分で交換する

 

バイクの12ヶ月点検項目!点検費用を安くするコツも解説

バイクのメンテナンスの頻度!距離と時間別の解説

 

要するに点検に詳しくなることが必要で、あとは簡単なパーツ交換はより安い方法で自分で事前にやってしまうということです。

ただバイクに乗るというだけでも悪くないですが、エンジンがかからないなどでもある程度自分で対処できるようになっておくと定期点検の費用も安くすることができるということです。

 

バイクの定期点検を安くしたい!購入店と別の店で受けるのはあり?

 

バイクの購入店の定期点検が高いときに、より安い店で受けたいというように考えることもあるかと思います。

方法として無理ではないのですが、デメリットもあります。

 

  • 今後事故や故障をしたときに購入店は責任回避をすることもある
  • 購入していない店の点検費用は多少高め設定にされることも多い
  • カスタムしていると購入していない店の点検は受け付けてもらえないことが多い

 

点検というのは上でもいいましたが故障予防といった観点もあります。

つまり点検をして適切にパーツ交換もしているのもかかわらず不具合が起きるのはショップ側の責任でもあります。

ただその途中でよその定期点検が入れば、その店の責任といったこともありえるので責任問題が曖昧になることもあります。

困るのはライダーで、どっちに責任を追及していけば良いのかわからないといった状態になることもありえるというわけです。

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