バイクのウインカーは何かの拍子で急に点灯や点滅しなくなるということもあります。
接触不良という可能性もありますが、よりウインカーのバルブ切れということも多いので、点滅しなければウインカーのバルブ交換をしていきましょう。
バイクのウインカーバルブの交換方法
ウインカーバルブの交換もそう難しい作業ではありません。
簡単にまとめれば古いバルブを外して、新しいものに入れ替えるだけで良いです。
慣れれば作業時間も10~15分程度で終わるので自分でも挑戦してみてください。
- ウインカープレートのネジをドライバーなどで外す
- ウインカーカバーを外す
- バルブを反時計回りの回して外す
- 新しいバルブを時計回りに回してとりつける
- バルブの点灯を確認する
- 問題なければプレートを元のようにとりつける
古いバルブを外したときにガラス部分の中心に発光フィラメントがあるのがわかると思います。
そこが切れていれば今回のトラブルはこのバルブの切れが原因とまず特定して良いです。
ウインカープレートには防水パッキンがつけられていて周囲にゴム状のものがぐるりと囲んでいるのがわかります。
このパッキンも劣化してきますが、そうなるとプレート内部に雨水などが入り込みウインカーの故障にもつながります。
そのため今回のようにウインカーバルブの交換をするときにはこのパッキンの劣化もないか確認するようにしましょう。
- ゴムが硬くなっている
- すでに切れている箇所もある
というような症状があればこのパッキンの交換も行うべきと判断します。
スクーターのウインカーバルブの交換
スクーターのウインカーバルブの交換はやや手間がかかります。
しかし作業の手順としては上で説明したものと同じなので特に問題にならないと思います。
特にスクーターのリアウインカーはカウルなどを外さないといけませんので、なかなか面倒です。
フロントのウインカーはスクーター以外と同じ手順なので割愛し、以下リアを想定してバルブ交換の方法を紹介していきます。
- シート下のカバーのネジを外す
- メットインスペースの底を固定するネジも外す
- メットインスペースを開ける
- グラブバーを外す
- この状態までくればリアウインカーのバルブが見えるので交換してしまう
- あとはウインカーの点灯確認をして元に戻して作業終了
このようにスクーターのリアウインカーはカウルやケースを外さないといけない車種も多いので手間もかかりますし、車体に傷の入ることもあります。
フロントはともかくとして自信がなければリアウインカーはバイクショップに依頼するほうが良いかもしれません。
バイクのウインカーバルブの交換での工賃
ウインカーバルブは作業としてはそこまで複雑でないので工賃も安いです。
だいたい1000~1500円前後が工賃相場ではないかと思います。
自分でバルブ交換をすればバルブ代だけなので500円もあればできます。
ウインカーバルブをLED化しても問題ない?車検に通る?
ウインカーバルブをLED化したいという人もいるかもしれません。
このときに悩むのが車検ではLEDウインカーがどう判断されるのかということではないでしょうか?
結論からいいますとウインカーバルブをLEDにしたということで直接車検に通らないということはありません。
問題となるのは
- 点滅の回数
- 光量
- 見通範囲
です。
これらが車検の保安基準に合致していればLEDということで車検に通らないということもないということです。
心配であれば車検対応のLEDバルブにしておくと良いでしょう。
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