長く乗っているとクリアなスクリーンにも傷が入ってくるようになります。

昼間だけ乗るのであれば特に問題もないわけですが、夜間走行では対向車のヘッドライトが乱反射しかなり見にくくなるということもあります。

スクリーンに入ってしまった傷はどのようにすればきれいに落とせるのでしょうか?

 

そもそもスクリーンになぜ傷が入るのか?

 

スクリーンは知らない間に傷が入っているというようなことが多いかと思います。

スクリーンに傷が入るのは

 

  • 走行中に虫が当たる
  • 洗車で拭くときに傷が入る
  • 素材的に傷が入りやすい

 

というようなところがよくある理由となります。

洗車時には虫、ホコリがついたままこすることで傷が入ることもあります。

水でスクリーンからホコリなどを長し、その後に軽くこするというような方法もほうが傷はつきにくいといえます。

またスクリーンの素材についてですが、

 

アクリル製

  • やや高い
  • クリアな視界を確保できる
  • クリアな反面ガラスに近い素材で、転倒時などに割れやすい

 

樹脂製

  • 素材としては安め
  • 視界はアクリルと比較してややクリアさに欠ける
  • 転倒時の割れへの耐性は強い

 

というようになっています。

純正では樹脂製やポリカーボネート製が多いわけですが、傷がもともと入りやすい素材となっているということも傷が入る原因の1つといって良いでしょう。

 

スクリーンに入った小さな傷を修復する方法

 

もっとも簡単といっても良いのが爪に引っかからないような小さな、浅い傷が入ったケースです。

いくつか補修剤はあるわけですが、おすすめはプレクサスです。

アマゾンなどでも入手できるポリッシュ剤ですが、値段は2500円前後とやや高めではありますが、ある程度の傷までであれば満足できるレベルにまで修復できると思います。

 

  • 汚れ落とし
  • 光沢が出る
  • 撥水効果もある

 

というような効果があります。

スプレー形式でただ吹き付けるだけの使用なのでかなり簡単に使えるところもおすすめな理由です。

小さなスクリーンの傷で光が乱反射するというような現象も程度が少なくなることも多いはずです。

 

やや深い傷がスクリーンに入ったときの補修方法

 

爪を当てたときに引っかかる程度の傷であればこのような補修剤できれいに補修するのは無理ということもあります。

その場合には研磨を行うわけですが、研磨も完全な方法ではありません。

削った箇所が傷ともいえるような状態となるので、ややマシになる程度となります。

光の乱反射の現象もややマシになる程度で、深い傷ほど研磨する深さも激しくなるので余計に見えにくくなるということもあります。

自分で研磨をする方法としてはスクラッチコートといったものを使うと良いでしょう。

ホルトというメーカーのものですが、傷が消えることもあります。

ただ上でもいいましたが研磨することでかえって傷が目立つようになることもあるので、試し磨きなどをして取り組むようにしてください。

 

傷の入りにくいスクリーンの正しい洗い方

 

上でも少し紹介しましたがスクリーンはなるべく傷の入りにくい方法で洗うようにしてください。

 

  • 水でスクリーンについたホコリを洗い流す
  • 乾拭きは厳禁で、かなり傷の入りやすい洗車方法となる
  • 水で湿らせたタオルでスクリーンを軽く力を入れないで洗う
  • ホコリや虫がまだ残るので、乾いた後もう一度濡れたタオルで力を入れずに拭く

 

油分の汚れがついていることもありますが、その場合には台所洗剤のような中性洗剤をタオルに浸みこませて洗うようにしましょう。

 

スクリーンの傷予防のコーティングも存在する?

 

そもそもスクリーンの傷を予防する方法はないのかということもよくある疑問です。

傷予防の塗装としてはレンズリフォーマーなどが有名ですが、スクリーンの素材によっては塗料を塗ることでクリアさがなくなり曇るような現象になることもあります。

素材が合わないときにはスクリーンは消耗品の1つで、傷が入れば交換するものだという認識でいれば問題ないかと思います。

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