バイクの高速道路といえば通常昼間に走るということが多いのですが、夜間に走らないといけないということも出てくることもあります。
一般的に夜の走行は危険度が増すといわれますが、逆にどのようなポイントに注意していれば危険度を減らすことができるのでしょうか?
バイクの高速道路での他の車両からの見え方
バイクは言うまでもなく車よりも小さいわけですが、
- ヘッドライトが1つ
- テールランプも車よりも小さい
という特徴があります。
夜間は基本的にこのようなランプを目途にしてドライバーは車間距離を取るのですが、ライト類が目立たないということで思わぬ接触をされてしまうこともあります。
夜間は他のドライバーも疲労していることもありますし、また長距離ドライバーは特に疲労度が高いといわれています。
見られていると過信しないで安全に走行するということが必要です。
おすすめの走り方としては
- 時速80キロなどやや遅めで安定した走りの車を見つける
- その車の後ろをずっとついていく
- 追い越し車線には極力出ない
というように走ることです。
追い越し車線はスピードが出ている車が来ることも多く、上でもいいましたように車間距離を見誤って追突される危険度が高いといわれています。
テールランプの球切れと視認性をカバーする服装
またテールランプ自体が球切れを起こすということもしばしば出てきます。
しかも後方なのでなかなか自分で気づきにくくもあって、そのまま夜の高速を走っていれば大事故につながることもありえます。
そのため夜の高速でおすすめなのはリフレクターがついた服装にしておくということです。
テールランプと比較すれば後方からの視認性は多少落ちるかもしれませんが、それでもいくらか追突されてしまうリスクを減らすこともできます。
バイクの夜間走行での高速道路の位置
夜でなくても高速道路でのバイクの大敵といえば風です。
特に車に追い抜きをかけられて割合近くを走られればその風圧は恐怖です。
追い抜きをかけられるのは
- 流れよりもバイクの速度が遅い
- 車線の端のほうをバイクが走っている
というような条件を満たすときが多いです。
1つめの流れですが、遅めの車についていくということであればクリアできます。
また2つめについても車線の真ん中をあえて走れば通常追い抜きをかけようと思われにくくなります。
2つとも満たせばそう車に無茶な追い抜きをかけられませんし、追い越し車線もあるので車もおこから追い抜きをかけようとするので風圧の問題もクリアできるでしょう。
夜間の高速道路と車線変更
個人的に夜は車線変更をなるべくしないほうが良いと思いますが、車線変更をするというときもあります。
そのときに日中であれば車線のラインを踏まないようにして車線変更するわけですが、夜はラインを踏んでしまうということも出てくることもあります。
特に車線変更時にブレーキを踏むこともないわけですが、それでもこのラインの上は滑りやすく転倒しなくてもヒヤッとすることも出てきます。
雨の日の夜間の高速はバイクでは危険?やめたほうが良い?
夜間でさらに雨という条件もつくとより危険度は増します。
その他に肉体への影響も出てくるかと思います。
- 雨で体温が下がりやすくなる
- 体力消耗が激しくなる
- ヘルメットなどに雨粒がつき前が見にくくなる
- 前の車両の跳ね上げでも視界が格段に悪くなる
- ブレーキをかければスリップしやすくなる
- 道路のつなぎ目の金属部分でのスリップの確率が高くなる
このように晴れの夜よりもさらに不利な状況が出てくるので、事情が許せば雨では高速でなく一般道を走ったほうが良いかと思います。
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