バイクのレギュレーターはある日突然に故障するというような感覚のケースが意外と多いわけですが、交換するとなるとその時期や費用などが気になるところです。

今回はレギュレーターの交換についてよくある疑問についてまとめて解説したいと思います。

 

レギュレーターの交換のタイミングを決める条件

 

レギュレーターというのはオイルなどと違って決まった年数で交換するようなパーツでもありません。

レギュレーターの交換タイミングを決める要素というのはいくつかあって

 

  • 年数
  • 走行距離
  • 屋外にあった時間
  • 加わった振動数

 

などが影響してきます。

レギュレーターだけに限りませんが、屋外の駐車場にあるようなバイクは交換時期が早まるということもあります。

 

レギュレーターの交換時期の目安は?

 

上のようにレギュレーターの交換時期というのは年数で示すのが難しいのですが、1つほぼ確実にいえるのはバッテリーやオイルのように定期的に交換するべきパーツでもないということです。

今までに聞いている話で記憶の限り紹介しますと最も早いときには3万キロ走行で、たいていは5万キロ以上はレギュレーターを交換しなくても問題ないということが多いように思います。

また年数でいえば5年以上は持つことが多いといえます。

 

  • 球切れが起きる
  • 球の明るさが急に明るくなる、暗くなるなど不安定になる

 

というような症状が出たとき、あるいは車検などで合わせて点検してもらっておくとそうレギュレーター交換でエンジンもかからないようになるというようなことにはならないといえます。

 

レギュレーター交換でよくある症状と誤った交換方法

 

テスターで計測した結果レギュレーターが弱っているというようなことが判断できればその交換をしますが、症状だけからレギュレーターの劣化が起きているのかは非常に見分けにくいといえます。

症状が似ているのでバッテリーやその他のパーツの劣化があって、実はレギュレーターに何の問題もなかったということもよくあるのです。

その結果

 

  • バッテリーを交換する
  • 灯火類などの症状がまだ残る
  • レギュレーターの交換をする
  • まだ症状が消えない
  • さらに他のパーツを交換する

 

というような悪循環になり費用も余計に使ってしまうというのがよくあるのがレギュレーターも含めた電気系パーツの交換です。

レギュレーター故障の前兆、症状などはある程度テスターなしでも判断できる方法は下のページに紹介していますようにあるにはありますが100%ではありません。

なるべくバイクショップなどのテスターで判断するようにしてから交換を考えるようにしていきましょう。

 

レギュレーター故障の症状!前兆に気づく方法も解説

 

レギュレーターの交換でパーツを入手する方法

 

レギュレーターを自分で交換するというようなときにはネットで中古品を安く入手しても良いです。

しかし新品で純正が欲しいというときにはバイクショップに行くと良いです。

依頼すれば純正のレギュレーターを取り寄せてくれて、取り付けもしてもらえるはずです。

 

レギュレーター交換での費用、工賃

 

ではバイクショップにレギュレーター交換を依頼したときにどの程度の費用になるのかを紹介します。

レギュレーター交換の工賃は数千円というところなわけですが、パーツ代もかかってきます。

合計すれば1万超というのが相場といって良いでしょう。

ただレギュレーターが弱ったまま走っていれば、バッテリーその他のパーツに損傷を及ばせることもあります。

つまりバッテリー交換、灯火類の交換も必要となってくるので一気に工賃やパーツ代が跳ね上がるようになります。

レギュレーター故障が疑われるときにはすぐに走るのをやめて修理代の膨らむのを防ぐようにしなければいけません。

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