エンストし、さらにノッキングのような症状が出てくるというようなこともあります。
エンストからのノッキングというといくつか原因が考えられますが、今回はその中でもよくある原因について紹介していきます。
エンスト、ノッキングはバイクに良くないのか？
初心者の方でエンスト、ノッキングによるバイクへのダメージが心配という人もいるかもしれません。
- エンスト 特にバイクへのダメージは心配しなくても良い
- ノッキング 低速時でのノッキングはダメージを心配しなくても良い
ノッキングでも高速走行中でなければそう心配しなくても良い現象といっても良いです。
ハイオクを入れるとエンスト、ノッキングが起きる？
かなり意外かもしれませんがレギュラーガソリンを仕様とするバイクにハイオクを入れるとエンスト、ノッキングが起きるようになるということもまれにあります。
ノッキングのような症状が出るときにはノーマルガソリンに戻すというのも1つの対策となります。
エンスト、ノッキングでよくある原因とは？
今回のようにエンスト、ノッキングが起きるというときによくあるといっても良い原因というのはキャブレターの汚れなどです。
- すでに何年か乗っていてキャブレターの詰まりが出ている
- 中古車でもともとキャブレターの詰まりがあった
というような感じになるのですが、中古車の場合には購入前にキャブレターのオーバーホールをしたと店員に聞いていても疑うことが必要なショップもあります。
キャブレターのオーバーホールというのは清掃レベルのようなものがあって、表面的にしかしないところもあれば、小さな穴のレベルまでするのも同じく清掃です。
表面的にしか清掃していないとオーバーホールをしていてもエンスト、ノッキングが起きるようになることもあります。
「キャブレター掃除で重要なポイント！分解しない清掃法も紹介」
キャブレター清掃後もまだエンスト、ノッキングが出る
キャブレター清掃をすればかなりエンスト、ノッキングが出なくなるといった現象の改善は見られるかと思います。
ただ状態によっては発進直後のエンジンが冷えているときには状態は良いものの、エンジンが暖まってくればまたエンストやノッキングが出てくるというようなときもあります。
このようなケースではキャブレター以外に原因があると考えていきます。
- コイルなどの電気系にトラブルがある
- キャブレターのセッティングが不調
- プラグの焼け
- ＣＤＩの不具合
「イグニッションコイル故障での症状！点検方法や交換費用も解説」
他に考えられるエンスト、ノッキングの原因とは？
ここまでやるとかなりのバイクで原因特定はできるかと思いますが、他にありえる原因としては
- エンジンオイルの交換
- エアクリーナー交換や清掃
- ガソリンポンプの確認
- クーラント交換
- Ｖベルトやウエイトローラー交換（スクーターのみ）
といったものなどもあります。
自分でどうしてもこれらの交換ができないときにはショップに持ち込み、相談してみてください。
経験のあるショップだと原因特定をある程度してくれるので、すべてのパーツの交換までしなくても事態が改善することもあります。
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