バイクで転倒を避けたいというように考えると転倒の原因を知ることが最も重要です。

無数に転倒パターンというものはあるように感じますが、パターン化すれば転倒の原因というのは数種類に分けることができます。

 

カーブでのバイクの転倒原因

 

バイクで転倒しやすいものの1つにカーでの転倒があります。

 

  • 減速が十分でない状態でカーブに入ってしまった
  • カーブの途中の路面状態が悪い
  • カーブ中にブレーキを使う

 

カーブ中の路面の状態もかなり転倒の原因となります。

砂や石などでも転倒の可能性もありますし、地方の道路ではコケなども道路に繁殖していることもあります。

 

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急ブレーキとバイクの転倒原因

 

急ブレーキも転倒原因の1つになります。

時速80キロほど出た状態で急ブレーキをかけないといけないようになると体が投げ出されるようにさえなります。

その投げ出される場所が対向車線などだとかなり危険といえます。

急ブレーキも速度超過が主な原因で、ある程度の速度でゆったりと余裕を持った運転をしていればブレーキの必要性もそうありません。

転倒といいますか何度か事故をしていくとこのあたりの経験も積むようになっていきますが、速度を出すと危険なケースもわかるようになってくるはずです。

 

バイクとバンクによる転倒原因

 

バイクをきつくしようとする人も意外と簡単に転倒してしまうこともあります。

趣味のようにバンクの限界はどこまでかと試すような人もいますが、バンクするのは目的でなくカーブするための手段に過ぎません。

またバンクはレースなどを見ていると恰好が良く見えますが、一般道ではちょっとしたバンク角で簡単に転倒する原因となってしまいます。

転倒しないためにはバンク角がないほうが絶対に良いので、バンクをなるべくせずにコーナリングできるようにしていきましょう。

 

雪や凍結とバイクの転倒原因

 

当然ともいえそうですが、雪道や凍結も転倒の原因となります。

雪は目視できますが、凍結は目に見えないので大丈夫だろうと思って走っていると道路の環境によっては凍結していたということも起きます。

3~4月でも凍結する道路もありますし、

 

  • 橋の上
  • 山道

 

などでは都市部では考えられない時期に凍結することもあります。

 

雨とバイクの転倒原因

 

雪や凍結というのは真冬にしか関係してきませんが、雨は一年中降ります。

出るときに雨が降っていなかったとしても、帰りに雨に降られれば雨の中走ることが必要となってきます。

雨は降り始めのちょっと道路が濡れた状態でも簡単にスリップの原因となりますが、

 

  • 道路に書かれた白い標識
  • カーブ
  • 強いブレーキ

 

などは雨による転倒の原因となります。

 

車などを原因としたバイクの転倒

 

最近は高齢者による車の運転で非常に危険なこともあります。

 

  • 認知症の人が運転している
  • 常識では考えられない箇所で急ブレーキをかけられる
  • 突然の飛び出しがある

 

といったことでやむなくバイクも急ブレーキをしなくてはいけなくなったりすることもあります。

車もどのようなドライバーなのかはわかりませんし、バイクがいることも把握せずに運転していれば幅寄せされることもあります。

バイクでは自分さえしっかりとしていればあらゆる転倒を防げるというものでもないのです。

私の場合は前後の車の運転がおかしいようであれば車線変更して距離を取るようにしています。

 

背中の荷物による転倒原因

 

バイクに乗って荷物を運ぶときにあるのがリュックなど背中も使った積載です。

法律的に問題なくてもちょっとした背中への荷物でバランスを失うこともあり、転倒原因となることもあります。

この背中の荷物の一番の原因というのは、多くの人が背中の荷物で転倒原因となるとはイメージしないことです。

バイクの乗り降りも含めて、背中の荷物で転倒原因となることは結構ありますので注意しなければいけません。

 

バイク免許の取りたてでのフロントブレーキの使用過多による転倒

 

教習所ではフロントブレーキを使うことが多いので、一般道に出てもフロントブレーキ中心にブレーキングを多用することも多いかもしれません。

ただカーブでのフロントブレーキの使用は転倒の原因となりやすいですし、その他のケースでもいえることです。

 

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また同様に半クラッチの多用も講習内容にはありますが、Uターン時での半クラッチも慣れていない人ほど転倒原因となります。

このようなフロントブレーキや半クラッチというのも無理に使う必要もなく、できれば極力使うのを避けるほうが転倒しにくくなるといえるでしょう。

 

立ちゴケによる転倒原因

 

走行中の転倒とともによく起きるのが立ちゴケです。

立ちゴケの原因は油断もありますが、

 

  • 重量の重いバイク
  • 足つきの悪いバイク

 

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などは転倒の原因となりやすいです。

他にも

 

  • バイクを押すときに腰を使わないで手だけで押して転倒
  • 不安定な場所での駐停車での転倒
  • スタンドを出すのをミスっての転倒
  • 不意のエンストによる転倒
  • 取り回し中のちょっとした路面のふくらみによる転倒

 

などというような原因もあります。

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