車で車検や修理に出すとディーラーなどから代車の貸し出しがあるということはよくあります。

しかしバイクでたとえば修理に出すようなときに代車制度はよくあるものなのでしょうか?

今回はバイクと代車の貸し出しについて解説をしたいと思います。

 

バイクの修理期間と代車

 

バイクの場合には車と違って修理期間が即日ということも多いですし、翌日には修理が終わるというようなことも多いです。

車よりも修理期間が短いこともあって一般的には代車制度自体が存在しないショップも多いです。

 

バイクの修理中の代車の貸し出し有無とショップの事情

 

結論からいいますと多くのバイクショップでは代車制度自体がないところが多いといえます。

 

  • 代車を確保できない
  • 代車を管理するスペース、体制がない

 

というようなところが理由となります。

逆に大手のバイクショップであれば代車のバイクの貸し出しのあるところも存在します。

つまり代車のバイクの有無はショップの資本力とも深く関係してくるということです。

 

個人経営のバイクショップと代車サービスの内容

 

個人経営のショップで修理を依頼すると代車があっても有料ということも多いです。

だいたい1日の代車レンタル費用は5000円前後といったところになるかと思いますが、修理費も同時に支払うのでレンタルするかどうかは財布と相談になってくるかと思います。

代車のレンタル期間が長いと結構な費用となってくるのはデメリットといえます。

ただ有料でも代車制度のないショップも多いわけで、どのように考えるかということになってくるかと思います。

 

事故後の修理とバイクの代車費用

 

事故後に修理に出すときに代車が必要ということもあるわけですが、注意して欲しいのは相手や保険会社との兼ね合いもあるということです。

通常代車や修理を依頼するショップからも話があるかと思いますが、代車費用が保険から下りるのか、またどの程度まで下りるのかわからないということです。

このあたりの話が固まってから代車を借りるかどうかは決めたほうが良いと思います。

 

修理を依頼しないで代車を借りることはできるのか?

 

これもしばしばあるのですが、

 

  • 修理に出したショップに代車貸出し制度がない
  • そのため別のショップに代車だけ有料でも良いので貸し出しを頼む

 

というようなパターンもあります。

ただほとんどのショップでは代車の貸し出しは修理依頼とセットになっているので、たとえ有料でも修理なしの代車の貸し出しが可能なところはかなり少ないはずです。

どうしてもこのようなパターンでバイクが必要な場合にはレンタルバイクといった専門の店と契約するほうが良いと思います。

 

代車はどんな車種が多いの?

 

上のようにバイクショップの事情もあって代車があるところ自体多くはないのですが、代車の貸し出しがあった場合に代車のバイクはどのようなものが多いのでしょうか?

一般的に代車のバイクとしてよくあるのは

 

  • 250ccまでの車検義務のないバイク(特に125あたりが多い)
  • 原付

 

というものなどとなります。

400ccなどは車検が必要なのでコストが発生しやすいので代車としては選ばれにくくなります。

 

代車のレンタル中の事故には要注意

 

代車レンタルを受けても安心せずに慎重に運転、管理するようにしてください。

ときどきあるのですが、

 

  • 代車を盗難された
  • 代車で事故や転倒をした

 

ということで修理費などが実費請求されることもあります。

あくまでも人のバイクなのでこのようなリスクのあるバイクだとよく認識して最低限必要な距離だけ乗るというようにするほうが良いでしょう。

あとは代車の保険関係も確認しておいてください。

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